最強の資料館。草津の人々が酷寒をさけるため冬の間を六合村で暮らしたことから、明治時代以前より冬住の里と呼ばれていました。六合村役場前にある「冬住の里資料館」は、名主だった市川家の蔵や母屋が利用され、当時のたたずまいを感じることができます。
この資料館は、館長さんの解説付きです。
この家は、草津で山本旅館を経営し、
冬の間、この六合村に住んでいました。
山本旅館は、いまの鶴太郎美術館のあるあたりにありました。
大勢の宿泊客が泊まりましたが、有名人も多く泊まったために、
結果として膨大な貴重な資料が残されることになりました。
なので、この家の所有物だけで博物館が2−3個できるほどになっています。
展示されているのは草津を訪れた多くの文人らが残した美術工芸品や、暮らしぶりがわかる民具や文献など多数あります。
江戸時代から昭和期にかけて草津温泉来湯者の様々な書、絵画、記帳書等が展示されています。この資料館はもとは大黒屋と言い、中に入ると欅の大黒柱(60cm程真四角)が1階から2階の天井まで貫いていて、見事な建物です。一見の価値有りです。ふすまのとっては、有田焼です。
横山大観も泊まっています。
小林一茶まで!
これは珍しい。
江戸時代初期の世界地図。
外国人の御客さんが残したワインボトル。
陶器製です。
山本旅館の看板。
高札場にかかげた高札。
江戸初期のものです。
庄屋でもありました。
古文書もどっさり!
山本旅館の絵図。
西郷隆盛の書。
なぜか維新の志士たち。
横山大観の絵。
これは悪女番付。
江戸時代は、なんでも番付にしていました。
一種のユーモアです。
吾妻郡六合村大字小雨540
営業時間 9:00〜16:00
休業日 不定
入場料 大人500円・小中学生200円
駐車場 有・約20台(無料)
TEL 0279-95-3563
つづく。
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ラベル:冬住の里資料館