つづきです。
途中、行き止まり。
橋がない?
強行突破!
ここは、祭祀の遺跡があった場所。
看板には、このように書いてあります。
つまり、ここを通過する時に、お祭りがあり、
この通過ポイントを、古代人は特別に思っていた。
ここが重要です。
日本武尊が「あがつまはや」と3回叫んだ場所が、ここであるなら古代人が祭祀を行った理由がわかるからです。古代人は、祟りを極度に恐れました。そのために非業の死をとげた人を祭ったのです。日本武尊も非業の死をとげた一人です。そう考えると、日本武尊が入山峠を通過した説も説得力をもちます。
もう一つ。
入山峠は、太陽があたりにくいのです。つまり日本書紀にある碓氷坂、つまり薄日坂は、入山峠である可能性がある。
それからもう一つ。
古事記では、日本武尊は、足柄山を通過したことになっています。つまり古事記では、日本武尊は足柄山。日本書紀では、碓氷坂の説をとっています。で、この2つの場所には、共通するものがあったのです。関所です。つまり、足柄と碓氷は関東への入り口だったのです。で、当時の人たちは、関東のことを坂東と言いましたが、碓氷の坂の東という意味です。つまり、古代人にとって、この坂は重要な場所であり、祭祀の拠点でもあったということです。
以上の点から日本武尊が、ここを通過したと考えても不思議はありません。古代の愛妻家、日本武尊になった気分で、入山峠を歩いてみませんか?
最後に一つ。入山峠の終点である南軽井沢は、奈良時代の頃までは湖でした。日本武尊が、入山峠を超えて到着した南軽井沢の場所には、美しい大きな湖があり、花が咲き乱れ、水鳥がたくさんいたと思われます。海難事故で妻を亡くした日本武尊が、何を思って、その湖をながめたでしょうか?
つづく。
↓ブログ更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング
ラベル:入山峠(シルマンウォーク)2
【関連する記事】
- あさまのいぶき・軽井沢ガーデンファームいちご園
- 雨天には、軽井沢ガラス工房でガラス体験もいい!
- 冬の塩沢湖(軽井沢タリアセン)
- ガーデンカフェ フォーリア(軽井沢レイクガーデン)
- 今年は、バラが豊作らしいと聞いて軽井沢レイクガーデンに行ってきました!
- 日暮山ハイキング
- おおぎやラーメン
- 入山峠(シルマンウォーク)1
- 今回のシルマンウォークは、入山峠です
- そば屋 志な乃
- そば満留井(まるい)
- りんでんば〜む軽井沢店
- 軽井沢の芽衣
- 押立茶房
- プリン専門店スイーツランベルセ
- ビートルズカフェ
- アリスの丘のティールーム3
- アリスの丘のティールーム2 まぼろしの粉
- アリスの丘のティールーム
- エルツおもちゃ博物館