2010年07月04日

重要伝統的建造物群 赤岩集落 シルマンウォーク1

 六合村の南部に位置する赤岩地区は、平成18年7月5日に群馬県初の国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されました。地区内を南北に走る通り沿いに昔ながらの家並みが続いています。

 家並みの周囲には、石垣で造成された農地が広がり、その中に建てられた納屋や、御宮や御堂などの宗教施設、山林などの自然環境が伝統的建造物群と一体となった景観を今に伝えています。この赤岩地区養蚕農家群は、世界遺産登録の国内候補地暫定リストに追加されています。

10akaiwa7-4-01.JPG

今回は案内ガイドをたのみました。
赤岩ふれあいの家でお願いします。

場所 六合村大字赤岩地内
電話 0279-95-3008

ガイド料 2000円で、散策案内所要時間約1時間〜1時間30分くらい。散策ポイント 湯本家・上の観音堂・毘沙門堂・赤岩神社・向城の観音堂・東堂・旧稚産飼育所をまわります。

10akaiwa7-4-02.JPG

 赤岩地区の農耕地はほとんどが畑で、江戸時代には麻の栽培や山仕事で生計を立てていました。養蚕が始まった次期は定かではありませんが、明治初期には繭が前橋へ出荷され、麻の栽培とともに重要な産業になっていました。

10akaiwa7-4-03.JPG

 家並みは、緩やかな傾斜地に築かれた石垣の上に造られ、幕末から昭和30年代に養蚕農家として建てられたものが多くを占めます。3階建てのものも見られますが、総2階建てのものが大半で、正面端部を外壁よりも前に張り出させた「出梁(でばり)」が大きな特徴です。

10akaiwa7-4-04.JPG

10akaiwa7-4-05.JPG


 三階建て住宅。
 養蚕が盛んなために、このような建物も建てられました。
 
10akaiwa7-4-06.JPG

10akaiwa7-4-07.JPG

10akaiwa7-4-08.JPG

ここでは、薪が、まだ使われています。

10akaiwa7-4-09.JPG

土蔵も

10akaiwa7-4-10.JPG

昔の日本が偲ばれます。

10akaiwa7-4-13.JPG

10akaiwa7-4-11.JPG

10akaiwa7-4-12.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 10:49| Comment(0) | 六合村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。