2010年08月18日

日高山系で遭難の東京理大生か、3遺体収容

日高山系で遭難の東京理大生か、3遺体収容

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100818-OYT1T00158.htm

 北海道大樹(たいき)町の日高山脈・中ノ岳(1519メートル)近くの沢で野営中の東京理科大ワンダーフォーゲル部員4人が流され、3人が行方不明になった事故で、道警は18日早朝、ヘリコプターで歴舟(れきふね)中の川上流の現場付近を捜索し、3人の遺体を発見、収容した。

 道警によると死因はいずれも水死だった。道警広尾署で身元の確認を急いでいる。3人は千葉県市川市の工学部3年宮城島久紀さん(20)、埼玉県上尾市の基礎工学部2年荒木悠児さん(21)、千葉県柏市の理学部1年神野(かんの)博司さん(18)とみられる。

 道警によると、3人は、4人のテントが流された地点から約2キロ下流で1人、約400〜500メートル下流で2人が見つかった。体には流された際にできたとみられる傷が複数あった。

 4人は同部の夏合宿中で、今月9〜18日、日高山脈を縦走する計画だったが、台風などの影響で日程は2日遅れだったとみられる。自力下山した千葉県印西市の理工学部4年小池真紀夫さん(23)は、「4人でテントの中にいたら、テントごと流され、岩か何かにぶつかり、テントが破れ4人とも外に放り出された。自分は岩につかまり、3人はあっという間に流された」と話している。また、小池さんを救助した男性によると、小池さんは「山の上にテントを張る場所がなく、河原に張った」とも語っていたという。

(2010年8月18日13時25分 読売新聞)


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なんで河原にテントはったのかなあ?
ワンゲルなら、雨降ったときの上高地の河童橋が、
どうなってるくらいは知っていただろうに。
初歩の初歩だよなあ。
テントなんか、最初からあきらめて
沢からはなれて、ロープで身体を縛って、寝るしかないのに。

あと、日高山系の鉄砲水の凄さも知らなかったわけがないと思うんだが。
知床岳縦走や西穂高を縦走した私も、日高山系だけは、苦戦したなあ。

つづく。

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posted by マネージャー at 19:40| Comment(2) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
川の中州でキャンプして増水に飲まれた事故があって話題になったりしてるのに、
河原ってのは本来流れるためのスペースであって、キャンプ場ではないのに・・・・、
知識なかったのかなあ、今時の山歩きは中高年でなくても知識不足なのかなあ・・・、
Posted by エバ at 2010年08月18日 20:17
いや、不思議なんです。
この人たちは、素人ではないと思いますから。
素人には、あのルートは歩けないので。
何か、別の理由があったのかもしれません。

Posted by マネージャー at 2010年08月19日 16:55
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