2011年01月24日

川原湯温泉 湯かけ祭り



川原湯温泉 湯かけ祭り

今年は、マスコミが続々登場!

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 午前5時45分。紅白に分かれ、王湯前の路上で向かい合い、
 おけに入ったお湯を空高く放り投げて「お祝いだあ」と大声を出し、
 階段下にある源泉と道路を何度も往復します。

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 お湯は見物客や報道陣にも容赦なく降りかかります。
 川原湯地区は住民の転出が相次ぎ、祭りも人手不足で大変といいます。

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 ふんどし姿の約60人の地元住民らは、一心不乱にお湯をかけ合いました。
 この1年間に宿泊できる旅館は2軒減って5軒になり、
 普段は寂しい温泉街に活気が戻りました。

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http://sankei.jp.msn.com/region/news/110121/gnm11012103030014-n1.htm

八ツ場・川原湯温泉湯かけ祭り 「お祝いだ」 モヤモヤ吹っ飛ばせ 群馬
2011.1.21 03:03

 政府が建設の要否を決めかねている八ツ場(やんば)ダム(長野原町)水没予定地にある川原湯温泉に20日、「湯かけ祭り」のかけ声が響き渡った。民主党政権誕生後2度目となった奇祭は、政治の停滞を吹き飛ばすような熱気とにぎわいにあふれ、会場は地域住民の一体感に包まれた。(三品貴志)

                   ◇

 祭り直前の午前5時ごろ。付近の温度計は氷点下6度を指していた。住民からは「去年より寒いぞ」との声が相次ぐ。会場となる共同浴場「王湯」前に見物客が集まるなか、参加者は凍える体を酒と湯で温めていた。

 和太鼓の演奏や神事が終わると「お祝いだ!」と、ひときわ大きなかけ声が上がった。参加者が温泉から飛び出し、互いに湯をかけ始めると、辺り一面にもうもうとした湯気が立ち上った。

 ◆元国交相にお誘い

 ダム建設の是非を議題に、昨年の祭りの直後に行われた前原誠司元国土交通相と地元住民との意見交換会では、住民から「(今年の湯かけ祭りでは)ふんどしを用意して待っています」と、前原氏に参加を呼びかける声があった。住民側が前原氏を誘ったのは、ダム建設の中止を表明した同氏と、建設を求める地元との軋轢(あつれき)を少しでも和らげたいとの思いがあったからだ。

 しかし、昨年9月、ダムを管轄する国交相は前原氏から馬淵澄夫前国交相に替わり、今年1月には大畠章宏前経済産業相が横滑り。交代が相次ぎ、信頼関係を築くこともままならない状態が続いた。

 ◆記者もびしょぬれ

 この日は、祭りが盛り上がりを見せると、参加者は見物客にも見境なく湯を浴びせ始め、“混戦”状態に。午前6時半に祭りは終わったが、取材した記者の体もびしょぬれになった。

 祭りの実行委員長で、川原湯温泉観光協会長の樋田省三さん(46)は無事役割を終えると、「ダムについて誰を信じて話をすればいいのか。もう少し先の見える暮らしをしたい」と、優柔不断な政府に対する不満を口にした。

 一方、祭りに参加した同町の建設業、大矢大介さん(30)は「ダムと祭りは別の話だ。これからも若い衆で祭りや温泉街を盛り上げていく」と晴れ晴れとした表情で語った。

 ダム建設をめぐり曖昧な態度を取り続ける政府に翻弄されながらも、川原湯温泉の住民らは今後、移転先の代替地で祭りを続け、結束を強めていく考えだ。



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つづく

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posted by マネージャー at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 吾妻渓谷・川原湯温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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