2011年03月21日

被災者うけいれには、3つの種類がある

四国のユースホステル(おもに共和国)が、
被災者の受け入れのために動き始めたようです。

四国が動きがいいなあと思っていたら、阪神大震災の時に、受け入れた経験があったようです。その経験を生かし、今回も受け入れることになったようです。某千葉県のYHさんも、自治体を通じての受け入れを検討中です。北軽井沢ブルーベリーYGHは、日本ユースホステル協会・文部科学省の要請をうける予定です。


で、ここで注していただきたいのは、被災者うけいれには、3つの種類があることです。


1.自治体の要請で受け入れる(無料になる可能性が高い)

2.日本ユースホステル協会・文部科学省の要請で受け入れる
  (詳しいことは不明/有料あるいは無料になるケースもあるかもしれない)

3.各宿が、それぞれ自主的に受け入れている
  (有料/格安の好意を受けられる可能性もある)
  宇和島YH・隅田川YH・杉並木YHなど



そして【1】の場合、自治体によって差が出ることです。

例えば、某自治体のケースだと、宿屋に3食3000円を自治体が要求してきました。これだと灯油代にしかなりませんから、旅館やホテルは、断るか、もしくは大部屋に押し込むことによって受け入れています。短期ならいいですが、長期避難を考えている被災者の皆さんは、このへんをよく考えてください。あと、場所によっては、ゴールデンウィークに追い出されてしまいます。


逆に、宿屋に負担をかけない受け入れをしている自治体もあります。
素泊まり、1食付、2食付を認めている自治体
あるいはピークシーズンの特別料金の設定を認めている自治体の場合は、
ゴールデンウィークに追い出される可能性は無いでしょう。
自治体によって差が出ることだけは考えておいてよいでしょう。


 あと、宿屋も、緊急事態には3食付の受け入れは可能ですが、これが長期にわたれば披露で倒れてしまい受け入れ拒否するのは目に見えています。これは宿屋でないとわかりません。自治体には想像できないし、他の皆さんにもわかりにくいことでしょう。これが、普通の観光客なら休館日を設ければ解決がつきますが、今回は、そうはいきません。宿屋が尻込みするのも、わかりすぎるくらいに分かります。だから、3食で無い選択肢がないと駄目なのです。



私個人としては、使用されてない貸別荘や、
キャンプ場のログコテージや
廃校舎・利用度の低い公民館・眠っている住民集会室
東京に大量に存在する公共施設(勤労青年館・文化センター・集会室)
などを利用した受け入れを行い、
そこで焚きだしをするのがベストだと思います。


各宿で3食作るのは、効率が悪すぎます。
むしろ自治体で弁当を大量生産し、
各宿は、可能な限り、格安で部屋を提供した法がエネルギー効率も良いし、
サービスも維持できるし、親切にふるまえるというものです。
いかがでしょうか?



つづく

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posted by マネージャー at 16:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 特設 被災者の疑問を調べます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
阪神大震災と東日本大震災で 検索したら なかった。いろんなことを比較したかった。そこからの智恵がでるといいなぁ。今回 西日本と東日本の状態は 凄い差ですね。
募金活動も盛んですが 世界から日本全国から 集まり過ぎないだろうか
税金で いろんなことできるのかなぁ。
Posted by ホームレス星人&貧乏老人&孤児星人&村石太マン at 2011年03月22日 11:39
阪神大震災の復興には10兆円がかかったと言います。
今回の規模は、その10倍以上ではないでしょうか?
原発問題とあわせたら、国家予算1年分ですまないでしょうね。
Posted by マネージャー at 2011年03月22日 18:59
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