実は全く進展はありません。
文部科学省からも、県からも全く連絡が無い状況です。
1.日本ユースホステル協会からの受け入れ
日本ユースホステル協会は、ユースホステル側の文部科学省に受け入れ体制を確保したようですが、返事は返ってないようです。
2.自治体による受け入れ
たった今、役場の観光課長から聞いてきました。自治体による受け入れは、県単位で行っているそうです。これは自治体同士が、災害支援協定を結んでいるからです。
群馬県は福島県と災害支援協定を結んでいますから、福島県と群馬県の間で話し合いがつけば、徐々に受け入れがすすむと思いますが、今のところ嬬恋村では進展がみられません。
水上町や片品村のおこなっている受け入れは、町村単位の交流の問題でうけいれているとのこと。
県や国が動いたわけではないということだそうです。なるほど。
今回、いろいろ勉強になりました。行政がからむと、いろいろ難しいことがありそうです。
3.全国市町村会
全国市町村会というものがあるらしい。ここが各市町村に50パーセント(2500万円を限度)まで受け入れの補助を出すらしい。
現在、被災者の受け入れは、この予算をあてに動いているようです。
国でもなく、県でもなく、市町村会が強力にバックアップして受け入れているという事実は、覚えておいてよいでしょう。
4.提携姉妹都市の活躍
実は、今回、東京23区が大きな働きをしています。東京は、関東大震災の反省から意図して、田舎に姉妹都市をたくさんつくっています。これは震災や戦争になった場合、疎開先を確保するためですが、ある区は、福島県の某町と群馬県の某町の両方と姉妹都市になっていました。その縁で、福島県から群馬県にスムーズに被災者受け入れが行われたようです。
つまり東京の某区が、仲人役をはたしたようです。
「こういう支援のありかたがあるのだなあ」
と感心しました。
東京、グッジョブ!です。
さすが、だてに震災を経験してない!
つづく
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