赤岩集落は養蚕を生業にしてきた農山村です。江戸時代後期から明治時代に建てられた主屋や土蔵、付属舎、庭といった基本構成からなる屋敷が連続して、当時の日本の原風景的な景観を保持しています。
集落内には上の観音堂や毘沙門堂、東堂、向坂の観音堂、赤岩神社といった小さな宗教施設が残っているのも特徴の一つで現在でも大切に維持管理がなれて当時の生活の一端を見ることが出来ます。歴史的には基礎義仲の家臣を祖に持つ湯本家(湯本家住宅は土蔵3階建て、切妻、金属板葺き、平成11年六合村指定重要文化財に指定。)に幕府批判をした事で罪人となり脱獄した高野長英が隠れ住んでいたと言われています。
つづく
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