白秋の歌「碓氷の春」について
白秋
うすいねの
南おもてと
なりにけり
くだりつゝ思ふ
春のふかきを
この歌は近代日本詩人の巨匠である北原白秋が詠んだものです。
大正12年春、当時39歳だった白秋が信濃を訪れた帰り、ここ碓氷峠で「碓氷の春」と題して詠んだと言われています。
この碑は元松井田町長の武田弘氏が白秋自筆の色紙をもとに昭和42年に横川駅近くの国道18号沿いに建てたものです。平成13年に鉄道文化むらの開設に伴い、現在の場所に移設されました。
松井田町
北原白秋は、詩人でもあり、童謡作家でもあります。
軽井沢にもかかわりがおおく、落葉松の詩が有名ですね。
落葉松
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
つづく
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ラベル:アプトの道からメガネ橋 北原白秋の歌碑