雨天のため、愛宕山は断念したようです。
旧軽井沢の賑やかな通りから、聖パウロ教会に続く小道に入って行きますと、
苔むした庭を持つ別荘や、オーブンテラスのしゃれたレストランが、
ほどよい間隔で並んでいます。
そこには有名別荘がたくさんあったふのですが、
総スルーしてしまいました。
ガイドの土井君が軽井沢の歴史に詳しくないということではなく、
そもそも軽井沢では、有名別荘を観光地として紹介してないんです。
ですから、地元民でも知ってる人の方が少ない。
いずれ、私がツアーで解説をすることにしましょう。
ノーマン別荘・ヘール別荘・タムソン別荘など、いくつか有名な別荘があります。
解説は、私が登場する時のおたのしみということで。
ちなみに上の写真は、R.F.モッス別荘
このあたりの古い別荘の9割が、外国人が建てており、華族や大臣が所有したものばかりです。
昔の軽井沢は湿地帯であり水害が多かったので、愛宕山の高いところに
金持ちが別荘を建てる傾向があったんですね。
ちなみに軽井沢の古い別荘には、特徴があります。
玄関がないんです。
ベランダ・テラスから、家の中に入るようになっている。
これをアメリカ建築といいます。
このあたりで、別荘はまばらになり、急坂になります。
三笠神社に到着。
そしてオルガンロック。
軽井沢に住む外国人達のいこいの場だったオルガンロック。
パイプオルガンに見えませんか?
いわゆる柱状節理です。
玄武岩ですね。
堅いですよ。
愛宕山は、ここから左側(西側)に行くのですが、雨天なので撤退。
まあ、展望は、あまりよくないので無理しなくても良い。
ハンセン病につくしたリデルの別荘跡。
◆ハンナ・リデル(1855-1932)
35歳時伝道のために日本を訪れる。1891年に本妙寺でハンセン病患者をみてショックを受け、ハンセン病病院を作るために活動。そのために教会組織に多くの敵を作り、教会から離れて回春病院を経営。全世界の金持ちから寄付を受けて、らい研究所を作った。
つづく。
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後で写真を見てなんだかタダの岩じゃないみたいだと思ったところでした。