山が初めて。
体力がない。
心配だ。
という人は、ある道具を揃えた方が良いです。
ある道具とは、
1.登山靴(ハイカットのハイキングシューズ)
2.ストック
3.手袋
です。
わー、3つもあるのか!と思ったのなら、
登山靴(ハイカットのハイキングシューズ)だけでもいいです。
これを用意してください。
実は、山屋(ベテランハイカー)は、登山靴にとてもこだわりがあります。
私にしても、7足以上持っています。
理由は、怪我をしにくくなるからです。
登山が楽になるからです。
しかし、初心者になればなるほど、
「登山靴? 高いからスニーカーでいいや」
と靴を軽視します。
しかし、これは真逆なんですよ。
本当なら初心者になればなるほど、登山靴にこだわるべきなんです。
しかし、現実には、初心者になればなるほど靴を軽視する。
これを車の運転に例えてみましょう。
ブレーキのききが悪い車があったとします。
そんな車をペーパードライバーの初心者が安心して運転できるでしょうか?
スニーカーで登山するということは、そういうことなんです。
ブレーキのきかない車で運転するくらいに危険なのですね。
登山靴は、滑りにくいんです。
靴によっては、吸盤のように岩にはり付く靴さえあります。
雨でも全くぬれない靴とか、
雨でも全く滑らない靴とか、
砂地でも滑らない靴とか、
岩場でも楽に登れる靴とかがあります。
あと、登山靴には、衝撃を吸収してヒザを守ったり、
土踏まずをおしあげて、爪を痛めないようにしたり、
蒸れを排出して快適な状態に保ったりする機能があるんです。
とくにハイカットのモノは、靱帯などの怪我を防止してくれます。
滑って倒れても、捻挫がおきにくくなっています。
登山靴は、とても奥が深いんです。
この話は、重要なので、シリーズで、何回かにわけて解説したいと思います。
案外、登山靴の話は、山の本やネットには、書いてなかったりしますから。
つづく。
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ラベル:登山靴の話
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お店でちょっと履いただけでは合ってるかどうかわからないし、
結局どんな靴でもある程度履きこんで、なじませる必要がありますよね。
よい靴選びのコツがあったら教えて下さい。
山に見立てたデコボコ斜面を歩かせてくれます。
できればベテランの店員を見つけてあれこれ聞いてみるのです。
少し時間をかけて色々履き比べて決めるとよいです。
アルバイトのイケメンでは駄目です。
エーバーのような人を連れて行ってアドバイスしてもらうのも手です。
私は野球の道具ではスパイクを選ぶのに一番神経使いました。
靴はメーカーによって若干サイズが異なるのでいろいろな靴を試し履きを
するのが一番いいと思います。
エバさん
マサさん、
みなさん、さすがに分かってらっしゃる。
靴選びの重要性を痛いくらいわかってらっしゃる。
ベテランになればなるほど、靴が大切なことを知っている。
初心者の皆さん。
ここを理解してほしかったのです。
では、これから連載のつづきを書きます。