>八ヶ岳(赤岳)でザックのウエストベルトのバックルが壊れたことがありました!
>年数のたった山道具で山の奥深くへ入り込むのは考え物ですね。
全く同感です。
団体登山の時ならイザ知らず。
個人登山の場合は、5年をめどに装備を変えた方が良いですね。
ちなみに「風のたより」で使っていたロウアルパインの100リットルザックが、5個ほど北軽井沢ブルーベリーYGHで保管していたのですが、3年くらい前に全て廃棄しました。全部、加水分解でやられました。ロウアルパインのザックが加水分解すると最低です。黒い生地がボロボロとなって床が真っ黒になり、洗っても洗ってもとれない。さいわい、ワックスが厚かったので、ワックスを剥離することでなんとかなりましたが、もう最低でした。
で、心に誓いました。
「古い登山道具は、絶対に家に入れない」
と。
あと、ロウアルパインの100リットルザックですが、12年から15年目に加水分解がおきています。つまり、ザックといえども、ある日突然、加水分解がおきても不思議はないということですね。麻などの天然の布地なら、絶対に、こういう事はおきてないのですが。特に酷いのは、腰ベルトのスポンジ部分。ある日とつぜんボロボロと崩れてくる。これは加水分解と言うより、経年劣化と言うべきなのかなあ?
だから仲間内で、10年間、同じザックを担いでいる人をみると心配になってくる。忠告はするのですが、まともには聞いてくれませんね。私は、ザックは10年で廃棄するようにしています。そもそも、ザックの進化も新幹線並みです。今のザックは凄いレベルです。汗が背中につかないようになってるし、シェラフカバーもザックについている。軽量化もすすんでいるし、バックルの進化も著しいですね。最近のザックを背負ったら昔のザックは背負えないですよ。
つづく。
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ラベル:加水分解の話2
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カリマーの50リットルが数年前からぼろぼろと崩れていたんです。
危険ですよね。
さっそく処分いたします。
最近のザック、背負ってみた〜い!
ああ、危険ですねえ
10年たったら捨てたほうがいいです。
私の経験だと、使わないでいる方が、崩れやすいです。
使っていると、そうでもないですが、
それでも10年で捨てた方が無難ですね。
でも風のたよりで行ったたくさんの山の思い出がいっぱい詰まっているなぁ。
うーん なかなか捨てられない・・・。
ただし、危険な山には使えないですが。