群馬大学付属病院に行くことになった。
受付は、朝の8時から。
ということで、朝6時に起きて、群馬大学付属病院に出発した。2時間あれば、途中で牛丼屋かコンビニによれる時間があったと思ったからです。しかし、高崎・前橋で朝の交通渋滞にまきこまれてしまい、結局、群馬大学付属病院に到着したのが9時だった。コンビニにも牛丼屋にも寄れなかった。
「しかたない、朝食は病院の売店で調達しよう。御握りやサンドイッチは無理にしても、アンパンくらいなら置いてあるだろう」
と思って、第4駐車場に車をおいて、病院の中に入ったら目が点になってしまった。
「病院の中にショッピングモールがある!」
というか、ショッピングモールと書いてある!
コンビニはもちろんのこと、各種レストランに、カフェ、売店、銀行などいろんな店が!
おそらく嬬恋村の商店が、束になっても敵わないくらいに凄い!
コンビニのローソンにいたっては、
「ホスピタルローソン」
になっている!
http://www.lawson.co.jp/company/branch/hospital/cases/case_09.html
そもそも病院内に、どうしてドラックストアがあるんだ?
それは、ともかく「ホスピタルローソン」でサンドイッチを買ってみた。
味は、普通のローソンのサンドイッチだった。
まあ、あたり前か!
しかし、サンドイッチを食べながら即、後悔してしまった。安くて美味そうなカフェやイタリアンレストランなんかが、ずらりと並んでいたからです。ここなら八百円以下で、かなり美味しそうなランチが食べられる。店も、みんなおしゃれだし、軽井沢の店みたいだ。もちろんラーメンなんかもある。これだったらローソンのサンドイッチじゃなくて、もっと美味そうなフレンチかなんかにすればよかった。で、カフェで珈琲をすするんだった。
「すげー! さすが群馬大学付属病院だ!」
どうして、こういうことになっているのかと、帰ってからインターネットで調べてみたら、こういうサイトがあった。
http://www.jomo-news.co.jp/kenko-tsushin/kenko00154.html
--------------------------------------------------------------------------------
以下、引用
群馬大学医学部附属病院を日本のメイヨークリニックに
群馬大学特任教授 森下靖雄
火が消えたような前橋
15年前、群馬大学に赴任したときは、前橋の街にはもっと活気があったように思います。萩原朔太郎誕生の地として、また、市の真ん中を坂東太郎である日本一の利根川が悠々と流れる水と緑の都として、あこがれさえ持っていました。
ところが、この数年の寂れようはどうでしょうか? アーケード街の3分の1はシャッターを下ろしています。人通りもまばらです。街中の唯一のデパートも、休日の午後だというのにいずれの階にも買い物客をほとんど見かけません。
わが国のいずれの地方都市も程度の差はあれ、ドーナツ化現象が進み、前橋市と同じ問題を抱えていると思います。特に前橋の場合、市街地周辺にモールやショッピングセンターが次々にオープンし、駐車場の心配もないことから、人の流れがますます市街地を離れているのが現状ではないでしょうか。
アメリカの小都市ロチェスターに「メイヨークリニック」という世界的に有名な大病院があります。1883年、メイヨー兄弟が父親の要望で救急医療センターを開設したのが始まりで、大学病院にまで発展したものです。かつて小さな田舎町だったロチェスターは、メイヨークリニックの発展ですばらしい医療都市に変貌し、いまや世界中から患者が集まるようになりました。
病院の周辺にホテルやショッピングセンターが必然的に造られ、町そのものもさらに大きく変貌・発展したわけです。まさに医療都市の出現です。そこで、群馬大学医学部附属病院を日本のメイヨークリニックにすることは夢でしょうか? (以下、略)
--------------------------------------------------------------------------------
いやはや参った!
群馬大学付属病院は、メイヨークリニックを目指していたのか!
群馬大学付属病院は、地域振興の先兵だったのか!
いやー凄いわ!
なんか、ドラマ「医龍」を思い出してしまった。
前回、白い巨塔の罠と書きましたが、白い巨塔なんて古かったわ。
これは医龍の世界ですわ。
いやー、世の中も変わったものですわ。
病院も、患者の病気を治すだけではない時代なんですね。
地域振興まで考える時代がきたんですね。
医龍の世界なんて、架空の話かと思ったら、
もう、そういう世界が群馬県にあったなんて、いやー驚いたの何のって
しかし、これはこれで便利かもしれない。
ここには多くの入院患者もいるし、
職員・ナース・医師・研究者も多いので、
本屋からカフェまで、なんでもそろっているショッピングモールがあるのは凄く便利。
とくに緊急入院で運ばれた患者にとっては、
下着も買える店や銀行があるのはありがたいかも。
最初から、これを知っていたら途中でコンビニに寄ることなんか考えなくてよかった。
つづく。
↓ブログ更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング
【関連する記事】
- 高所作業の詩 その1
- 明日から高所作業だ
- 最強の洗剤・リンレイの『ウルトラオレンジクリーナー』
- オープン21周年の記念品
- 渡部昇一物語【2】 マーフィーの法則
- 渡部昇一物語【1】 知的生活の方法
- 晴耕雨読
- ストーブにヤカンを見直してみた!
- ユースホステルの今後
- ユースホステルの会員は激減するが、その旅行スタイルは絶賛拡大中な件
- 寝る子は育つ その3
- 寝る子は育つ? その2
- 寝る子は育つ? その1
- 吾妻鉱山 最後に・・・
- 吾妻鉱山の人たちが、佐渡鉱山(金山)を見学した結果・・・・
- 吾妻鉱山の医療事情
- 吾妻鉱山 嬬恋村の『軍艦島』
- 吾妻鉱山 修学旅行が、日本橋三越だった理由
- 吾妻鉱山の謎
- 『ブラックマーケティング』と『学力と社会力を伸ばす脳教育』
診察では麻酔科や検診など、いろいろな部所をまわらななければならないのですが、案内がしっかりしてて迷うことはなかったと思います。
タリーズカフェだったかな?ではフラダンスの発表会とかしてたなぁ。
それは、すごい。
こういう病院は、珍しいかもしれませんね。