で、聞いてみた。
「どうして、だし巻きにソースを? ソースが好きなんですか?」
「実は、大好きなんです」
「じゃ、目玉焼きにもソースを?」
「それが目玉焼きには、醤油派なんですよね」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ! 逆でしょ。目玉焼きにソースで、だし巻きに醤油でしょ」
「いやいや、ちがうんだな。目玉焼きの黄身は液体状でしょ? つまり生卵の親戚だから醤油」
「なるほど」
「でも出汁巻きは、オムライスの親戚だからソース」
「?」
うーん、こういう考えがあったのか。
私なら逆だ。
目玉焼きはベーコンエッグの親戚だからソース。
出汁巻きには、なにもつけて食べないけれど、あえてつけるなら出汁の親戚である醤油をつける。
その時、別の御客さんが会話に参戦してくる。
こういう話になると、いろんな流派がいることを思い知らされる。
「私は、マヨネーズだね」
「出汁巻きにマヨネーズですか?」
「ためしてみてよ、美味しいから」
試してみたら、たしかに悪くない。
この他にも、ケチャップ派・岩塩派・砂糖派というのもいた。
あと、何回巻きか年輪を数えてから食べるという人もいた。
うーん、みんなこだわるなあ。
面白いので、もっと突っ込んで聞いてみた。
「ところで、出汁巻きは、焦げてないほうが好きですか? 多少の焦げ目があった方が好きですか?」
実は、多少の焦げ目があった方が出汁巻きは美味しい。
しかし、健康を考えたら味を薄くして焦げ目なしで焼いた方がよい。
どっちにするか迷っていたので、このさい御客さんに聞いてみたのだが、
見事に賛否が分かれてしまった。
この課題の結論は、もう少し先送りにすることにする。
つづく。
↓ブログ更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング
ラベル:だし巻きにソースかける人
だし巻きだから、だしの味わいを楽しむべきで、なんで味をたす必要があるのか!
それから、目玉焼きは、黄身は固めにして、何もかけないです。
調理の際にかけられているであろう、塩と胡椒程度で充分。
焼き方は、片面焼きでも、両面焼きでもコダワリはないです。
しかし、いろんな流儀が人それぞれあるものですね。
ラーメン屋さんでいきなり胡椒パッパッパ、なんでもマヨネーズ、漬物に味の素醤油ドバドバ、
目玉焼きはサニーサイドアップって言葉がかっこいい!
しかし、いろんな流儀が人それぞれあるものですね。
進之助さん
本当に、いろんな流派があってびっくり!
あと、つぶマスタード派、からし派、ショウガ派なんてのもありましたね。
こんなにいろんな食べ方があるとは思いませんでした。
でも、出汁巻きにプラスする発想は、私にもありませんでした。