2012年03月22日

須崎さんは無口 1話

 震災以降、もうヘルパーは、雇わない方針だったのですが、その方針も崩れつつあります。
 原因は、土井君が結婚するためです。
 土井君の結婚相手は、須崎さん。


 最初、須崎さんを御客さんとして遇していたのですが、そうなると須崎さんの宿泊費を土井君が払うことになる。これだけでも心苦しいのに、土井君だけが働いて、須崎さんが御客さんのままテーブルに座っているのは、なんとも変だった。

 変だったけれど、1ヶ月間、そういうスタイルをとっていた。
 でも、やはり変だったので、ヘルパー扱いということにした。
 
 で、1年ぶりにヘルパーが登場したわけですが、何をかくそう彼女は、過去ヘルパー割烹着娘(日置さん)の高校の時の部活の先輩。
 
 で、その部活というと
 「演劇部」
 であった。
 
 演劇部の先輩なのに、無口である。
 過去ヘルパーの割烹着娘が、3分間しゃべらないと死んでしまうのに対し、
 先輩の須崎さんは、3分間しゃべると死んでしまうらしい。
 そのくらいの無口。
 うちの嫁さんが

「好きな色は?」

と質問しても、しばらく考えている。
(山田洋次監督が、そういう人です)

で、こっちが質問したことさえ忘れた頃に解答しようとしているのだが、
その頃には、こっちは別の話題で盛り上がっているのだ。
よーするに

『完全無欠のステゴザウルス系』

なのである。

その無口ぷりは、過去ヘルパーの中でも、1位か2位を争うくらい。
ちょっと面白いので、観察してみた。
すると......



つづく。

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posted by マネージャー at 22:33| Comment(2) | TrackBack(0) | ヘルパー物語2008− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
でも、大事な一言はちゃんと伝わってきます。
朝食の時にある人が「あっ!」と庭を指さしました。
「えっ?鳥が来たの?」と私。
「来てません。」と笑うスーちゃん。
「????」エバ
トマトが増えていました。

スノーシューの帰りにソリで行ってしまうDさま・・・
「あっネズミ!」と指さすスーちゃん。
    目ざとい!
よく見つけました。
もちろんDさま、戻ってきました。
Posted by エバ at 2012年03月23日 21:07
人間よりも、動物の声が聞こえるのかも?
Posted by マネージャー at 2012年03月25日 04:19
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