2012年06月09日

小椋佳の番組があると聞いて、普段はテレビを見ない私も、この日ばかりはテレビのスイッチを押してしまった。

小椋佳の番組があると聞いて、普段はテレビを見ない私も、この日ばかりはテレビのスイッチを押してしまった。



何をかくそう私は、小椋佳の大ファンである。
中村雅俊と荒井由実のファンであるから、
自動的にファンになってしまった。

この人は、銀行員(第一勧銀)でありながら曲を作っていた。
楽器もできないのに、作詞だけでなく作曲もしていた。
心に染みいる曲が多かった。

しかし、なんといっても小椋佳の詞は、素晴らしい。
まず、ストレートな表現が無い。
詞全体に、多くの枕詞をちりばめていて、
その全てが、線香花火のようにはかなく
全てを歌い終わるまで、曲の深層が見えてこない。



で、テレビ番組で代表作「シクラメンのかほり」の作詞のネタばらしをしていたのだが、あの「シクラメンのかほり」は、北原白秋とプレスリーが土台になっていたらしい。まさか「シクラメンのかほり」がプレスリーの「朝見るメリーほど素敵なものはない」をオマージュしていたとは知らなかった。

で、それがあったから題名が「シクラメンのかほり」だったとは!
シクラメンには、香りが無いんですね。
紫色のシクラメンも存在しなかったとは!

いやー参りました。
小椋佳は、奥が深いです。


シクラメンのかほり / 小椋佳 投稿者 jrapaka3


つづく。

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posted by マネージャー at 22:23| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そう、エバ達が社会人になった頃、自己紹介でほとんどの人が小椋佳が好きと言いました。
まだアルバムは「彷徨」しかなかったし、本人の顔は非公開だったのに。
私も好きでした。「白い一日」好きでした。
上司はライバル銀行の神田さんと仕事で会う時にサインをもらってきました。

ワイングラスの角氷ってフレーズも・・・ワインに氷入れるか????って

そして神田さんは病気の身内のために力を尽くしておられましたよね。
Posted by エバ at 2012年06月10日 19:25
CDアルバム風韻を聞いています。最近こういう曲が少なくなったな。
日本からは詞とメロディーの歌が絶滅種になっていく。
阿久悠さんがいなくなった辺りから、新しい人がいなくなった。みんな年をとって行くし・・
Posted by 進之助 at 2012年06月11日 06:58
エバさん

ライバル銀行も今や一緒ですから時代もかわりましたね。
小椋佳は、本当に歌がうまかったですよ。


進之助さん

昔は、天才的に歌がうまい職人みたいな人がいたんですよね。
でも小椋佳の凄いところは、素人だったことかな。
Posted by マネージャー at 2012年06月11日 21:52
久しぶりに良い歌を聞きました。
懐かしい思い出でがよみがえりました。
Posted by ブルーベリー大好き at 2012年06月18日 14:34
なつかしいですね。
曲というものは、時代をフラッシュバックで思い出させますね。
これらの曲は、あの時代の願望・憧れを歌っているような気がする。
Posted by マネージャー at 2012年06月18日 22:21
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