さすがは七夕!
雨がやみました。
7月7日七夕の夜、天の川を隔てて輝く、わし座のアルタイル彦星と こと座のべガ織姫が 一年に一度だけデートすることを許された夜が、今日です。この日にちなんで、願い事を書いた短冊を笹の葉につるし、おりひめ星に技芸の上達を願います。子供の頃に笹の葉に、短冊を飾りましたね。
ところが、7月7日に雨が降ると、天の川の水かさが増して2人は川を渡ることができなくなります。しかし、ご心配無用。どこからともなくカササギの群が飛んできて、天の川で翼と翼を広げて橋となり織女を牽牛のもとへ渡す手助けをしてくれます。
今年もカササギの出番と思いきや、雨がやみました。よかったよかった!
七夕で思い出すのが、私が幼稚園の頃。七夕飾りを作るために、保母さんに笹竹を持ってくるように言われたのですが、忘れてしまった。で、罰として、みんなが作っているのを一人ながめていたんですが、帰宅時間に私を迎えに来た祖母が、私だけ七夕かざりを持ってないのに怒りだした。
で、幼稚園の先生が、大急ぎで裏山に行って笹竹を切ってきて、
3分くらいで七夕飾りを作ってくれて私にもたせ、
「自分で作ったんだよと、おばあちゃんに言いなさい」
と命令されました。
素直な私は、その命令を忠実に守ったのですが、バレバレだったらしく、祖母の怒りはしばらくおさまらなかった。それを聞いた私の父母も怒っていたのですが、5歳くらいの私は、なぜ怒っているか理解できない。だって、私は、何の手間もかけず、先生が3分で作ってくれたので、
「ラッキー」
と思っていたから。
そして、祖母と父母の怒るポイントの違いにも不思議に思っていた。
祖母は、一人だけ差別したことに怒っていたが、これは笹竹を忘れた私が悪いと思っていたので祖母の怒りが、今ひとつ分からなかった。
両親は、一人だけ差別したことに怒っていなかった。それより私に嘘をつかせたことに激怒させていたが、どうして私が嘘をついていると分かったのだろうか? どうして先生が私に(祖母に対して)嘘をつかせたと知っていたのだろうか? 不思議である。こればかりは今でも謎だ。親は子供の嘘を見破る力をもっていたのだろうか?
ちなみに私は最後まで先生との約束を守ってシラを切った。これに対しては、親は怒ってない。約束を守ることは大切だと日頃から言ってるから。しかし、今にして思うと、嘘と約束の両天秤を思うと、微妙ですね。ところで佐渡島の旧金井町保育園の先生。今頃になって、北軽井沢あたりで、こんなネタばらしされるとは、夢にも思ってないだろうなあw
つづく。
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