今日は、アニメ『千と千尋』に登場している風呂屋『油屋』にそっくりの温泉を紹介したいと思います。それは上の写真の温泉です。赤い欄干をわたると、お城のような温泉。どうみてもアニメ『千と千尋』の『油屋』にそっくりですよね。というか、これがモデルに違いないと思いますね。だって瓜二つですもの。
理屈は、このくらいにして、写真をみてください。いかにも、やおろずの神様が、わたっていきそうな欄干ですよね。きっと『千と千尋』の千尋も、ここをわたったに違いないです。そして、あの建物のてっぺんには、湯婆婆がいるに違いないです。
そう思うと、この温泉に無性に入りたくなりました。私たちは、ぐいぐい引っ張られるように館内に入っていきました。そして料金を尋ねると千円。すこし高いなと思いましたが、やおろずの神様がお入りになる御風呂です。お賽銭だと思えば、安いものです。
ちなみに、この温泉は、元禄4年(1691年)に「関善兵衛」がはじめたと言われています。以来、代々、温泉旅館の当主が関善兵衛を襲名し、地域の人々は関善兵衛を親しみを込めて「せきぜん」と呼んでいました。この積善館本館は、吉永小百合さん主演映画の『天国の門』のロケにも使われているそうです。また木村拓哉の「伊豆の踊り子」など、映画やテレビのロケにもよく使われています。
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