こういう事は、珍しいんですが、
そのせいか食堂が華やかだった。
なんというか、いい雰囲気でしたね。
で、思ったことなんですが、女性は、女性客だけだと、男性が混じっている時よりも、よくお話をしますね。ふだん黙っている人も能弁になる傾向がないですかね? うちの嫁さんに、それについて聞いてみたら「これ、かわいい」って男には話できないから。と、言ってました。なるほどなあ。
そのせいか、うちの嫁さんの作るデザートは、いつもと毛色がちがっていました。動物クッキーを焼いて、一人一人、全て違うクッキーをだしていました。女性の御客さんは大喜び。その反応をみていた、うちの嫁さんは、
「だから女性客の時には力が入るんだよね」
と嬉しそうにしていた。
しかし、これには反論を言いたい。もし、男が「このクッキーかわいい!」と言ったらどうなるだろうか? 空気が凍ってしまうのではないか。みんなどん引きするのではないか? こればかりは男は、くちが裂けても言えないだろう。
さて、ここからが本題。
妊婦教室から帰ってきた時のこと。
「いやー、嬬恋村は凄いわ」
嫁さんは「聞いてくれよ」オーラを盛んに出している。
ニコニコ「聞いて聞いて」というオーラを出している。
仕方が無いので、お約束の返事をしてみる。
「何が凄いの?」
「出産経験者さんたちに、いつ、男か女かわかったんですか?と聞いてみたんだよね」
「で? いつ分かったって?」
「いつ分かるもなんも、超音波エコーの写真で、一目瞭然だったんだって」
「ふーん」
「で、先生に『これキ◇◇マですか?』って聞いたんだって。そしたら先生に『そういうときは男の子ですか?って聞くものだよ』と言われたらしい」
ああ、こういうオチがあったのか。
それにしても、さすが嬬恋村だけのことはある。
逞しい。
他にも、面白いことをたくさん聞いたのだが、ここには書けないのが残念。
「ところで、妊婦さんて、みんなキャベツ農家なの?」
「そうみたい」
「たくましいんだな。一回あってみたいものだなあ。宿屋は、お前だけ?」
「そう。だから宿屋ですって言ったら、女将(オカミ)ですねって言われたので、そんな女将っていうほどのものでは無いです。小さな小さな宿屋ですって小さくなっていた。なにしろ嬬恋村の妊婦さんはたくましいんで」
そうだろうなあ。もし、嬬恋村の妊婦さんたちが、北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まったとしても、今日の女性の御客さんたちのように、キャピキャピな感じにはならないだろうなあ。
つづく。
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超音波エコーって、赤ちゃんの、その時の向きによって、男女判別ができたりできなかったり、なんですよねー。
ウチの娘も、ちょうど超音波エコーで、お尻から足にかけての画像が映って、「うん。ないから、女の子だね」と、主治医(男性)がおっしゃっていましたっけ。
あの頃は、ダンナが、「俺は息子だったら、可愛がれる自信ないから、面倒もみない!」と、言い張っていたので、女の子で、えらいこと、ホッとしたものです。
ダンナは、「男は、どうやって育っていくかを実体験で知ってるから面白くないけど、女の子だと、分からないから」と、当時申しておりましたが…。
私は先生に聞く前に、エコー画像で見えちゃったので、男だな〜とわかりました。5ヶ月頃かな?
その後、病院を変わってたまたま研修医の先生のエコーを受けた時に「性別わかります?」って聞きました(なんて意地悪な…)が、なかなか判らず、指導医にバトンタッチ。ものの10秒程で「男ですね」
あの研修医の先生、今はどこで頑張ってるのかなあ。
あんみつさん
>俺は息子だったら、可愛がれる自信ないから、面倒もみない!
私だったら息子の方が、かわいいと思うんだけれどな。
これは、御主人が一人っ子だったのと関係ありそうですね。
私には、年の離れた弟がいましたからね。
まあ、逆にいうと免疫が出来ています。
息子が生まれても、ネコかわいがりはしないでしょう。
あれは、あまり良くないのは、弟で懲りました。
>嬬恋村の妊婦さんの話、書けなかった内容が知りたいですねぇ^-^
嬬恋村の妊婦さん、たくましいですよ。
きっと旦那さんもたくましいと思います。
近所に妊婦さんがいたんですが、
農家でバイトしていましたね。
いまは、双子が生まれて、
3人の子持ちになったために実家に帰っています。
旦那さんは、ガテン系の大工さんだったなあ。