浅間山の伏流水が湧き出した軽井沢の景勝地。落差3メートル、幅が70メートル。岩盤から湧き出した水が、幾千もの流れとなって見る人を魅了。カーテンのように水が流れ出るさまを見たときは感動ものです。白糸の滝は、川の水が落ちているのではなく、地下水が崖の途中から噴き出しています。そのため、本当に細い水の流れが無数に落ちています。
この滝の不思議なところは、水は伏流水のために年間温度が一定なことです。春は深緑の季節が特に美しいですね。近くの信濃路自然遊歩道付近では山菜狩りも楽しめ、夏は清涼感がたっぷり。もちろん秋の紅葉は美しいですよ。
白糸の滝といえば、富士宮市の白糸の滝が有名で、規模や迫力という点では、軽井沢の白糸の滝の方が小さいですが、両者を較べるなんて野暮です。実際に現地に行ってみると日本庭園のようなこの景色に感動します。こちらの白糸の滝には、風雅というか、わびさびというか、心をうつ美しさがあります。大きければ、良いというものではないですよ。心をうつ滝なんですから。
ちなみにシーズン中に行くときは、朝早く行くべきです。時間をずらした方が良いですね。駐車スペースが足りないからです。
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