軽井沢でも老舗の喫茶店になる『ミネルバ茶房』は、写真でもわかるように、味わい深いレトロな建物です。蔦の絡まる洋館という感じですが、実は木造建築であり、中に入ると木と白壁の作りになっています。
こういう造作を『おしゃれ』と表現しては失礼でしょう。ミネルバ茶房は、そういううわついた喫茶店ではありません。オシャレというより、むしろ軽井沢の風格を感じるというか、軽井沢の歴史を体現しているといった方がいいかもしれません。
マスターの言によれば、「ミネルバ茶房」と言う店名は、五木寛之さんの「ソフィアの秋」に出てくる喫茶店の名前からいただいたそうです。メニューは飲み物を含めて約150種類もありますが、中途半端にたくさんのメニューがあるというわけではありません。
浅間ベリー・こけもも・ルバーブ・木いちご・赤すぐりといった軽井沢特産の素材を生かしたメニューが大半で、パスタにしても、乾燥パスタと、オリジナル生パスタと、分けて注文できるのです。生パスタだと900円。ただしランチセットのサービスはありませんが、乾燥パスタのメニューだと1100円で、コーヒーと手作りヨーグルトのセットがたのめます。
長野県北佐久郡軽井沢町長倉離山2009
0267-42-5981
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