2005年04月24日

旦念亭

旦念亭

 皆さんは、8時間もかけてコーヒーを作る店で、本物のコーヒーを飲んだことがあるでしょうか? そういう店が軽井沢にあるのです。それも軽井沢駅から歩いて3分という近いところにあるのです。その名は『旦念亭』。

実は、コーヒー通にとっては、この『旦念亭』ぬきに軽井沢のカフェは語れないくらいに知られてまして、知る人ぞ知る店なんです。コーヒー通にとっては、絶対に避けて通ることができない店なのです。
 
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 では、『旦念亭』のコーヒーのどこが違うのかと言いますと、このコーヒーは、水出しコーヒーなんです。水出しコーヒーとは、深炒りのコーヒー粉をセットした上に水のタンクを置いて、まんべんなく一定のリズムで一滴一滴まるで点滴のように水を落とし、コーヒーのエキスを抽出してつくるコーヒーです。

 一秒に一滴つづ水を落としてゆくので、なんと8〜10時間の時間をかけて抽出するんですね。そのために通常のコーヒーと違って香りが逃げませんし、コーヒー豆の成分の全てのエキスを出しきるために、苦みよりも、コーヒー本来が持っているうまみが味わえます。極端に甘さを抑えたビターチョコレートのような甘さを味わえます。つまり『究極のコーヒー』なんですね。

 というわけで、もちろん私は、アイスコーヒーを注文しました。水出しコーヒーを飲むにはアイスコーヒーを注文するしかありません。

一口飲んで、すぐにわかりました。私が今まで飲んだ、どんなアイスコーヒーよりもうまいことを。これは自信をもって言えますが、どんな味音痴の方でも、『旦念亭』のアイスコーヒーだけは、その違いが、一口でわかると思います。

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 そして注文したのが、チョコレートケーキです。甘さ控えめで大人の味わいと有名な『旦念亭』のチョコレートケーキは、本当にオリジナルな味です。さすが、いろいろなマスコミで紹介されるだけのことはあって、コーヒーとの相性もよかったです。

 それから『旦念亭』の名物に、リンゴシャーベットがあるのですが、今回は、あえて奇をてらって『椰子の実アイス』をオーダーしてみました。これは、本物の椰子の実を使って作られたアイスで、その濃厚さは、すごいものがあります。もはやアイスというものではないのかもしれません。チョコレートケーキも、そうでしたてが、この椰子の実アイスの味も、おそらく、この『旦念亭』にしかないかもしれません。

 それから、この『旦念亭』の素晴らしいところは、館内禁煙であることです。喫煙者はテラスでコーヒーを飲んでもらうわけですが、こういう心配りがうれしいですね。また、建物も素晴らしく、天井が高くて、開放感があります。そのうえ大きな薪ストーブがあって、木が燃える暖かさと、不思議な炎の魅力を私たちに伝えてくれます。また、木のパズルが、客席一つ一つにあるんですね。このへんも面白いと感じました。

 とにかく、ユニークな店です。
 そして本格的なコーヒー店です。

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東4-2
0267-42-5616
JR長野新幹線軽井沢駅からすぐ

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posted by マネージャー at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 新軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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