ここは、真田軍団発祥の地であり、
その強さを探るための城です。
真田軍団の強さとは、一言で言うと機動防御。
撤退しながら相手に出血をしいて、
最後にトドメを刺す戦術です。
旧ドイツ軍のマインシュタインなどが得意とした戦法で、どんどん撤退していって相手が弱ってきた所をたたく方法です。だから、砥石城も、いくつかの城とつながっていて、各城が連携されていて、どんどん撤退できるようになっている。
アニメ・サマーウォーズでは、この機動防御が全くふれられていませんが、これでは真田軍団の強さはわかりません。世間では、真田軍団は、巧妙な作戦で勝ったように思われがちですが、それは違います。真田程度が考えた戦術ならたいしたものではない。問題は、それを実行する早さなのですよ。つまり機動防御とは、早さが命なのです。速度が倍になれば、軍隊も倍になったのと同じ。これが機動防御の本質です。
攻める側と守る側。
早く動けるのは、地理を知り尽くしている守備側。
これを利用して、相手に出血をしいるのが機動防御。
つづく。
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連郭式の山城とは知らず、信玄公が苦労したのも納得しました。
真田が調略で落としましたね。
だから攻め落とすのに何日かかることやら。
しかも防御側が無傷で、攻撃側が大損害。