2013年06月02日

赤ちゃんの驚異的な言語能力

子犬と赤ちゃん。生後45日目の比較。
 うちに子犬がやってきたのは、生後45日目です。
 そして、家に赤ちゃんがやってきたのは、生後45日目です。
 両方とも生後45日目にやってきたのですが、
 これは偶然ではありません。狙ってました。
 子犬と人間の赤ちゃんを比較できるからです。

 ではどちらの方が頭が良かったかというと、圧倒的に犬の方です。生後45日目の子犬は、10回ぐらいの命令で、こちらの言う事を理解できましたが、人間の赤ちゃんは、理解するどころの話ではなく、身動きひとつもできません。


 と、以前、このように書きましたが、
 これは、私のとんでもない勘違いでした。
 勘違いもいいところでした。



 というのも赤ちゃんは、人間の言葉を完璧に理解していることが、
 ここ2週間の私の実験結果で証明されてしまったからです。

 実験は、このように行っています。

1.赤ちゃん言葉を禁止
2.起きているときは、常に敬語で話しかける
3.授乳の時に「ごはんですよ」と言ってから授乳する
4.授乳を終わるときに「もう終わりにします」と話しかけてから終わりにする。
5.沐浴の時に洗っている場所の説明をする
  「手を洗います」など
6.おしめを替える時に「足をあげて」と言って足をあげさせる
7.暇な時に顔や身体の部位をさして説明する
  「あご」「おでこ」など

 これを2週間おこなった結果、驚くべき反応が返るようになりました。全ての言葉を正確に理解できているようなのです。もちろんコロ(子犬)も人間の言葉を赤ちゃんより早く理解しましたが、正確さにおいては、赤ちゃんにかないません。自分の身体の各部位を理解しているとは、とうてい思えません。しかし、赤ちゃんは、理解しているようなのです。沐浴の時に「手を洗います」というと手を動かすのです。「オムツを替えますよ」というと足を上げます。

 極めつけが、授乳時です。授乳時間になったときに「ごはんですよ」というと口がタコ口になるのです。おっぱいを吸う形をみせる。あと、うちの家内は、母乳の出が悪いのか、吸引に赤ちゃんの力が要るようで、力尽きて時々休みます。休んでいるうちに、睡魔に負けて眠り出す事もあります。そんなときに家内が
「もう終わりにします」
と話しかけると焦ったように大急ぎで飲み始めるのです。ちなみに、うちの赤ちゃんは、まだ生後60日目ぐらいです。たった2週間の実験で、生後60日目で、ここまで人間の言語を理解しているとは思いませんでした。私の想像を超えた能力です。逆に言うと、赤ちゃんには、どんどん話しかけるべきなのかもしれません。赤ちゃんには、ものすごい言語能力がある可能性があります。なにげに大人の言葉を理解している可能性がある。

 こうなると、次の実験の結果が、どのようになるか興味深い。
 これについては、また次回に。


つづく。

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posted by マネージャー at 09:10| Comment(8) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
敬語で話しかけるってのがポイントなんでしょうか?
でも赤ちゃんの物覚えの速さはすごいですねぇ〜♪
Posted by マサ at 2013年06月02日 10:38
赤ちゃんて、自分ひとりでは生きられないので大人に気に入ってもらえるように、気をひく行動を本能的にとると聞いたことが有ります。赤ちゃんも生きるために必死なんですね。
Posted by イトウ at 2013年06月02日 15:18
あ、これは良く分かります。敬語こそ使ってませんが、赤ちゃんにいっぱい語りかけた方がいいと聞いて、私もとりあえず何をする時も声かけしていました。

体の部位とかも、機嫌のいい時にお遊び感覚で、リズムをつけてちょんちょんさわりながら「あ・た・ま。お・で・こ。ほ・っ・ぺ…」ってやってました。
1歳すぎかな? 指差しできるようになって「あたまはどこかな?」って聞いたら、難なく頭を指してましたね。

しゃべれなくても、こっちの言葉を理解してるんだなって思うことはいっぱいありますよね。
Posted by toshie at 2013年06月02日 22:49
そうやって12〜3年で人間らしい事を覚え、
それからその何倍も生きるのですからね。
それにしても、度々出かけて対応して、色々な事を教えたいですね。
子供のいない大人たちは手薬煉ひいてやってきますね。
Posted by えば at 2013年06月03日 22:59
マサさん
イトウさん
エバさん
toshieさん

いやーびっくりですわ。
いろんな実験をやってますが、この結果が一番驚いています。
よく助産婦さんや保健婦さんが
「赤ちゃんは、人間の言葉がわかる」
と言ってましたが話半分に聞いていました。
きっと、なんとなく理解できてるんだろうなあと。

しかし、この実験だと、なんとなくではなく、正確に理解しているということになります。母乳での授乳を終わるときに「もう終わりにします」と話しかけると、慌てて勢いよく吸い出すわけですから、終わりという言葉を完璧に理解していることになる。これに要した時間は、たったの2週間。しかも生後60日間ですから、驚異的ですね。

>リズムをつけてちょんちょんさわりながら
>「あ・た・ま。お・で・こ。ほ・っ・ぺ…」ってやってました。

偶然?
それとも日本人は昔から、そういうことをやっていた?
実は、私も同じようにリズムをとってやっていました。
Posted by マネージャー at 2013年06月04日 05:01
今、親業をグループで学んでいるのですが、1歳の言葉がまだ出ないお子さんのいるお母さんがみえています。
自分で移動ができるようになり、いろんなことに興味津々。もちろん大人が困ることもする訳ですが、今までは「それやっちゃダメよ」と注意しても言うことを聞かなかったそうです。
けれど「それ、楽しいんだね。だけど○○だからお母さんが困るんだ」と子どもの気持ちを汲んで話すと、それをやめて違う遊びに向かうようになったと。
お互いにわかりあうことは、赤ちゃんのうちからできるんですね。
Posted by あんみつ at 2013年06月04日 09:04
偶然ですかね?
特に誰かに教わったわけでもなく私はやってました。鈴の鳴る布のおもちゃをただ振ってるだけだと面白くないよねと、言葉だったり動作だったりが自然についていった感じですかね。
恥ずかしくって家の外ではできませんが、普通に絵本を読んだり童謡をうたったりなんてこともしますが、家では私は子供相手に即興で歌をうたったり踊ったりしてます。適当にリズムをとってるだけですが、子供は楽しそうにしてますよ。
オムツを変える前(後)も、軽く足の運動をしがてらうたって遊んでます。
ひょっとして、これも同じですか?
Posted by toshie at 2013年06月10日 00:42
あんみつさん
toshieさん

いろいろな実験をとおして、赤ちゃんには、凄い能力があることに気が付きました。で、それを他のお母さん方に話してみたら、「うちの子は天才かもしれない」と思う事があるというのです。でも、それは赤ちゃんの知られてない能力だったんですねと、ため息をついていました。でも、それ分かるような気がします。私だって、一瞬、そう思う事がありますから。

最近、気が付いたのですが、不思議なことに、私が息子に対してやってることは、過去に両親や祖母や子守の人にやられたことかもしれないと。


Posted by マネージャー at 2013年06月10日 07:53
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