子供が生まれるとき、一つだけ神様にお願いしました。
「どうか健康な子供が生まれますように」
勉強ができなくてもいい、
運動ができなくてもいい、
性格が悪くてもいい、
そういうものは、自分でなんとかします。
けれど持って生まれた健康だけは、天運にまかせるしかない。
なので、神様、健康な子供をお願いします。
あとは私たち親の方でなんとかします。
健康だけもらえれば、他は何一ついりません。
他は、こっちで努力します。
という控えめ(?)なお願いをしました。
もちろん、ただで神様が願いをかなえてくれるほど
甘いとは思ってませんから、断食をおこない、
冷水を30杯あびる業をしました。
おかげで健康そのものの息子が生まれたわけですが、
困った事に、願った以上の息子を授かってしまった。
信じがたいくらいにぐずらないし、泣きもしない
。風呂も喜んで入るし、黙って注射もこなす。
我が儘なことは何一つしない。
「神様、ちょっとプレゼントのしずぎじゃないですか?」
と困惑ぎみな私でした。
しかしですね、よく考えると、健康だから泣かないのかもしれない。
健康だから大人しいのかもしれない。
温和な性格も健康に原因があるのかもしれないし、
利発そうな反応も、言語に対する感性も
健康と連動しているのかもしれない。
昔から健全なる精神は、健全なる肉体にやどると言いますからね。
とすると、私が神様にお願いした
「どうか健康な子供が生まれますように」
という願い事は、ものすごい贅沢なお願いだったような気がしますね。
つづく。
↓ブログ更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング
【関連する記事】
- 息子が九歳になった
- スマホ(インターネット)という罠
- 豆のない節分
- 大学に行くために預金にはげむ息子
- 子供がサンタクロースに手紙を書かなくなってしまった
- 歴史マニアになりつつある息子
- 息子の実験
- おそるべきEテレ
- 息子の投資が危険信号
- 確実にオタク予備軍になっていく息子
- 教育スタイルが御客さんバレた瞬間
- サッカーボールを2回もパンクさせてしまった
- 息子は、嬬恋村ふれあい教室で、オニヤンマ作り
- 「自由研究」と「工作」
- 息子がオリンピックに熱中
- 息子からもらった誕生プレゼント
- 授業参観は、ことばの教室!
- 安物の文具を使ってはダメだったんだなあ
- 1週間の引きこもり生活を終えた息子
- 宿題のない春休みは、子供の天国
アントニオ猪木さんの常套句、
「皆さん、元気ですかあ?
元気でいればなんでもできる!」
を思い出しました。
断食&冷水の根性が実ったのかな。
大半は解決できるような気がしてきました。
グルメだって健康でなかったら
味わえないしね
息子が人生二度目の入院をしたのは4歳の時でしたが、我慢強い彼が点滴をされる時に叫んだ「やめて〜!あとにして〜(泣)」の声は今でも忘れられません。
かかったのは、アレルギー性紫斑病。病名に惑わされますが、アレルギー疾患ではなく、風邪や体調不良の後に発症しやすく、腎機能障害を残すケースもあるそうです。幸い半年の経過観察で何も表れずに済みました。
何をおいても、子どもの健康は親の願いですね。
風邪を引いたり、ありふれた病気にかかることも、より強い身体をつくるのに必要とはわかっていても、幼いほどに代わってやりたいと思います。
健康が一番ですよね。
健康だからこそ、美味しいものも食べられるし、
健康だからこそ、たっぷり眠れる。
食べれて、眠れるって、健康でないとダメ。
こんな基本的なことさえ、健康を害してはダメなんだから。