2013年09月19日

猿と人間の境界線

 現在は、ベンリですね。ブログがあるからです。

 そして子供を産んだママさんの大半がブログをやっているのは、本当にありがたい。うちの息子は、2013年3月26日生まれですが、同じ日に子供をうんだママさんは、大勢いて、その多くがブログをやっています。

 2013年3月26日に限定せずに、2013年3月に産んだママさんのブログを調べるともっといる。当然ながら、それらのブログを読むと他の子供の成長度合いがわかる。で、うちの息子ですが、他のお子さんよりも成長が遅いようなのです。成長と言っても身長体重のことではありません。そっちの方は、充分成長している。
 歯が生えるとか、
 ハイハイをはじめるとか、
 そっちの成長のことです。
 そっちの成長は、きわめて遅い。

 しかしね、正直言って、ホッとしましたよ。男の子は、多少成長が遅いくらいの方が大器晩成というか後で大きく成長するからです。ゆっくり、ゆっくり大きくなって、何事にも動じない大らかな性格になって欲しい。勉強なんかできなくてもいいから、間違えても、人様をイジめるとか、他人を見下すような人にはなってもらいたくない。
 
 しかし、嫁さんは、他人のブログに影響されやすくヨソの子供に比べて成長の遅い息子が心配なのか、さかんに寝返りの練習なんかをさせている。そんなことすることないのにね。ほっとけば、自然に成長するのに。
(というか、私の赤ちゃん観察の邪魔になる)

 まあ、そんなことどうでもいいんですが、
 息子を産んでくれた嫁さんには本当に感謝している。
 赤ちゃんを観察する機会を与えてくれたからです。

 実は、私は、チンパンジー・ゴリラ・ニホンザルの赤ちゃんを近くで見たことがあるんですが、人間の赤ちゃんを観察する機会はなかった。だから、息子が生まれたことによって、興味深い事実をいろいろ発見しました。
 まず人間の赤ちゃんは、チンパンジー・ゴリラ・ニホンザルの赤ちゃんに比較して、異常に足がでかい。逆に手は小さいので、ニホンザルのように直ぐには寝返りをうてない。5ヶ月くらいまでは、寝たら寝っぱなしです。ところが4ヶ月くらいから、急にエビ反るようになってきた。ミルクもまじめに飲まなくなって、エビ反ってばかり。

「落ち着きの無い奴だな」

 と苦笑していたのだが、5ヶ月になったとたん、
 暇さえあればエビ反っているようになってきた。
 よーするにブリッジをするようになってきたのです。
 ここで、私のイタズラ心に火が付いた
 ブリッジする息子を指でつぶしてしまった。
 すると息子は大喜び。
 また、一生懸命にブリッジする。

「はて? どうして楽しそうにブリッジをするんだろう?」

 と考えたが分からない。
 育児書や医学書にも書いてない。
 私が一番当てにしている発達心理学の本にもない。
 インターネットで調べてもでてこない。
 
「?」

 と思っていたのだが、原因はすぐに判明した。
 ブリッジが簡単にできるようになると、
 簡単に寝返りがうてるようになるのだ。
 よーするに赤ちゃんの遺伝子にエビ反ることを楽しむようなものがはいっていて、そのエビ反りが、寝返りやハイハイのための筋肉を作るようになっていたということか! エビ反りが、ハイハイへの第一歩だったということか。

 逆に言うと、家内が、一生懸命に寝返りの練習をさせていたけれど、ブリッジができないあいだは無理だったということ。ということは、やはり子供は、放置しておいても、自分で成長するすべをしっていたということになる。うーむ、驚いた。
 
 あと、足がチンパンジー・ゴリラ・ニホンザルの赤ちゃんに比較して、異常にでかい理由も分かった。足でブリッジをして寝返りをうっているからです。ブリッジのできない猿たちは、手で寝返ってますからね。つまり、猿と人間の境界線は、ブリッジができるかどうかにあるわけだ!


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4ヶ月になると写真のように
やたらと、ブリッジをしたがる
ミルクをあげても、親をみつめず、さかんにブリッジをする。
育児書には、注意が散漫になるとしかかいてない。
発達心理学の本には、視力が発達して、
物が見えすぎてキョロキョロするとしか書いてない。
とにかくエビ反ってばかり。

D1-03.JPG

なので、エビ反っているところを指で押しつぶしてみた。
すると大喜び。
なぜ?

これは、エビソリが、ブリッジが楽しいことだと
遺伝子にインプットされていると思われる。
ここを理解しないと、お母さんは、
ミルクをまじめに飲まない赤ちゃんに怒ってしまうかも。

D1-01.JPG

ブリッジができると寝返りがうまくなり、
ハイハイの練習にもなっていたのだった。
うつぶせでも、首を長くあげられる。
つまりブリッジが、うまくできないうちは、
いくら練習しても上手に寝返りができなかったということだ。
もちろんハイハイどころか、
うつぶせしても、首が上がらない。

D1-02.JPG

逆に言うと、5ヶ月からは、さかんにだっこしてあげて、
ブリッジの練習を助けてあげるとよいかもしれない。
ミルクの間だけ抱っこしてないと、ブリッジばかりして
落ち着いてミルクをのまないかも。
それなしで、寝返り練習しても・・・・・ダメかも

よーするに赤ちゃんのイタズラには、
かならず理由が存在するということである。
4ヶ月後半から蝦夷反ってばかりで、
まじめにミルクを飲まなくなるのは
お母さんの腕だと、エビぞりがしやすいから、
ここぞとばかりブリッジのチャンスを待っていたと思われる。

こういう発見を毎日できるので、
人間の子を観察する行為はやめられない。
面白いこと、このうえない。


つづく。

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posted by マネージャー at 09:31| Comment(3) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんてかわいい笑顔するんでしょうね!
いくらでも遊んじゃいますね☆
Posted by まる at 2013年09月21日 22:18
可愛いですね!

娘がイナバウアー(エビぞり)をしてた時期、片手で抱っこしてた時にいきなりエビぞりしたものだから支えきれず、落としてしまったことがありました。幸いなんともありませんでしたが・・・。
Posted by 工作員 at 2013年09月23日 22:09
まるさん

歯が生えると顔が激変するしミルク以外のものを食べるとウンチもくさくなるので、その前の最後の姿です。


工作員さん

i下家とN山家を目標に頑張るつもりです。
Posted by マネージャー at 2013年09月26日 09:31
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