2014年04月18日

安物は、環境に悪い

 自営業をやると縁が無いのが、出張と御歳暮・御中元である。ずーっと縁が無いと思っていた。ところが最近、日本ユースホステル協会で会議をしたりするので出張なるものを度々することになった。そして、息子が生まれると、大量の御歳暮・御中元をだすはめになった。

 実は、高齢で子供ができたので、特典があった。多くの人たちからベビー用品のお下がりをいただけたことである。お祝いもたくさんいただいた。なので、何十人。それこそ百人近くからお祝いとベビー用品のお下がりをいただいた。もちろんいただきぱなしというわけでは拙いので、大量の御歳暮・御中元なんかをおくることになる。今まで、こんなに贈ったことはない。

 前置きは、ここまで。
 ここからが本題である。
 ベビー用品のお下がりについてである。

 実は、大勢の人から頂いたベビー用品のお下がりが、すごく丈夫で、頑丈なのだ。最初は気がつかなかった。なぜならば、自分で買ってなかったからである。もらい物で、なんとかなったので、気がつきようが無かった。しかし、息子を背負って買い物をしている最中に、息子がウンチをもらすことがある。で、運悪く着替えをもってなかったりすると、そのまま車を走らせて、西松屋あたりにかけこんで、新品の着替えの服を買って着替えさせる。西松屋などの赤ちゃん専門店には、授乳室があるので、そこで着替えられる。こうして、自分が買ったベビー服が増えていくのだ。

 すると衝撃的なことに気づく。
 自分が買った御ニューのベビー服は、すぐダメになる。
 しかし、もらったお下がりは、洗濯しても何ともない。

 で、調べてみたらベビー用品のお下がりは、ブランドものだった。私が買うベビー服は千円以下の安物。つまり、ベビー用品のお下がりは、祖父母かなにかのプレゼント品かなにかで、値段の張るものだったということである。

 普通、子供服に金をかけて買う親はいないだろう。子供はすぐに大きくなって着られなくなるからである。でなくとも、ウンチまみれにして黄ばみをっけてしまうかもしれない。それで漂白剤をつかったら服がすぐに傷んでしまう。第一、一日に何度も着替えることになるかもしれないので、数が必要である。そうそう高い物など買ってられない。

 しかし、孫にプレゼントする祖父母は、そうでないかもしれない。良い物を選ぶかもしれない。で、その良い物は、いつまでも痛まないで残ってしまうのだ。安物は、一代かぎりでぼろぼろになってしまう。当然のことながら、良い物だけがお下がりとして他人の手にわたっていく。下手したら、二代目・三代目・四代目というふうに、どんどん下がっていく。

 実は、「私も貰ったものなのだけれど・・・」とお下がりをくれた人がいた。最低でも三代目のお下がりであることは、はっきりしているのだけれど、これが新品同様に丈夫なのだ。それに対して、私が買った千円以下のベビー服は、5回くらい洗濯したら毛玉ができてきた。どう考えても一代限りである。これをお下がりとして、他人にあげる勇気は無い。うちの息子が着れなくなったらゴミになってしまうだろう。しかし、もらったお下がりのベビー服は、まだ他の赤ちゃんにあげられるなあと思ってしまう。つまり安物は、環境に悪いと言うことだ。

 これは、ベビー服以外のあらゆるケースにもあてはまるのではないかと思ってしまう。


つづく。

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posted by マネージャー at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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