息子もまあるちゃんも照れまくっていた。
お互いに意識しつつも、照れまくって、一緒に遊ばなかった。
驚くべきことに、天真爛漫だったまあるちゃんに大きな変化があった。
まあるちゃんは、三歳になる。
最近、保育所に通い始めたらしい。
そのせいか、人が変わったように変化していた。
保育所に通う前のまあるちゃんは、神のようだった。地球の中心にいるがごとく、振る舞っていた。しかし、保育所に通ってからのまあるちゃんは、まったく別人になっていた。一言で言うと、大人になっていた。
恥ずかしがり屋になり、自由気ままさもなくなり、赤ちゃん帰りしたように、お母さんにだっこされていた。
『大人になったな』
と思った。保育所に行くことによって、世界を相対的に見られるようになったのだろうか? だとしたら保育所というところは、偉大な教育施設であると思う。
あとこれは、まあるちゃんが、6月生まれであることと関係があるかもしれない。3月生まれのうちの息子は、まあるちゃんほどの保育所ショックはうけないかもしれない。保育所にいっても、訳が分からないままでいるかもしれない。
しかし、6月生まれのまあるちゃんは、ある程度、大きくなっているので環境の変化を敏感に察知してしまった可能性が大きい。世界が自分中心に回ってないことに本能的に気づいてしまったのだ。そのために赤ちゃん返りがおきてしまった可能性が高いように思う。
一方、わが息子にも変化がおとずれた。
まあるちゃんと対面した息子は、人間が変わったように、その日からスクッと立ち上がって歩くようになった。おそらく、体格的に差の無いまあるちゃんがスタスタ歩いているのを見てしまったからだと思う。まあるちゃんへ会う以前と以後では別人のように違うのには驚いた。兄弟のいる赤ちゃんが成長が早いと言われている意味が分かった気がした。
ちなにみに息子は来年から保育園になる。3月生まれなので、人よりはやく保育園にはいることになる。それにしてもはやいものである。もう保育園なのだ。2歳の誕生日になった10日後に保育園なのだ。
ラスベリーYHの曽原氏によれば、保育園にいくようになると、いろんな病気をもらってくるようになるらしい。まあるちゃんも、保育園に行く前は病気一つしなかったのに、行き始めてからよく病気をするようになったとか。しかし、そのように病気をすることによって抵抗力がましていくのだから、これは必要悪で仕方が無いのかもしれない。
つづく。
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息子は8ヶ月から保育園に入り、大好きな先生もいて、当たり前のように毎日通っていましたが、3歳頃になって急に親と離れるのを嫌がって大泣きし、私が職場に遅刻することもありました。
まあるちゃんのように、何かをはっきりと自覚したんでしょうね。
最近になって、幼稚園は3歳から入園するものだと知った息子は「僕も幼稚園が良かったな。もっとお母さんと一緒にいたかった」と、ポツリと言いました。複雑な気持ちになりましたが、頑張って異年齢の中で揉まれたことは、確実に彼の成長の為になったと思っています。
>もっとお母さんと一緒にいたかった」と、ポツリと言いました。
なるほどね。
逆に言うと、ますます保育所の素晴らしさがわかりますね。
息子さんの人格形成にとって、良かったのではないでしょうか?
まあるちゃんを見ていても、そう思います。
保育所経験によって覚醒するものがあったように思いましたから。
>もっとお母さんと一緒にいたかった」と、ポツリと言いました。
これは親も同じ気持ちなんだけれどね。