その情報によると今年の浅間山の紅葉は良いらしい。
で、このブログをよく読まれる方に謝らなければならない。
以前、私は、今年は紅葉が早いのではないかと予測したが、完全に間違っていた。今年の紅葉は遅い。いつもの年なら北軽井沢ブルーベリーYGHの付近の紅葉は、十月十日前後で終わるのだが、今年は、十七日になっても終わらない。決して豊作というわけではないのだが、紅葉がゆっくりしている。中軽井沢の146号線ぞいの美しい紅葉は、最近やっと始まったばかりである。
どうしてこうなったのか?
考えられる原因として2度の台風が温かい気候をもたらしたためかもしれない。そのせいか十月も下旬になるのに、例年に比べてそれほど寒くは無い。もちろん朝に霜が降りるということもない。こういうことは、オープン以来はじめてではないだろうか?
思えば、今年はオープン以来はじめての気象がたくさんあった。冬の大雪・夏の長雨・秋の遅れた紅葉。こういう気候は、戦国時代の気象状況ににている。戦国時代も気象が安定してなかったのだ。
そのうえ豊作な地方もあれば、不作な地方もあった。このままでは餓死すると決まったような不作が確定した場合、命がけ隣国の農作物を奪いに言ったであろうことは、容易に想像できる。
逆に言えば、食料という餌で隣国を配下に置くことも可能であったにちがいない。
そう考えると、戦国時代というのは、いずれ統一されて終わる時代だったのかもしれない。物流さえきちんとなれば、食料不足で略奪ということは少なくなるだろうから。
現に秀吉が全国統一すると、大阪は物流の拠点になった。
ところで、この物流の拠点は、アジアでは日本の大阪にしか無かった。中国にも朝鮮にも物流の拠点としての大阪のような商業都市はなかった。朝鮮にいたっては、樽を造る技術がなかったので、コンテナ輸送さえできなかった。それ以前に車がなかった。同じサイズの車輪を造れなかったので1輪車しかなかったので、物流というものが発達しなかった。中国は、そこまで酷くないが、やはり物流都市ができなかった。国土が大きすぎたせいかもしれない。
ここに西欧列強が付け入る隙があった。
彼らが香港・マカオ・シンガポールといった物流都市を造って大もうけできるようになったのである。
逆に言うと日本が植民地にならなかった理由も、そのせいかもしれない。すでに大阪があったので、もし仮に日本に香港・マカオ・シンガポールを造っても、彼らには、たいした旨味はなかったことが容易に想像できる。
つづく。
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