2014年10月20日

北軽井沢にむいている石油ファンヒーター

 10年間使いつづけた日立の石油ファンヒーターが、ついにお亡くなりになった。
 すごく気に入ってたので、また日立製品を買おうと思ったら、
 もう日立は、石油ファンヒーターの事業から撤退していた。
 で、他のメーカーを探したら、ダイニチ・コロナくらいしか残ってなかったので驚いた。
 この10年の間に、何がおきたというのだろうか?
 他のメーカーは、なぜ石油ファンヒーター事業から撤退したのだろうか?

 まあ、そんなこと嘆いても仕方が無いので、
 ダイニチとコロナの製品をインターネットでカタログスペックを調査してみた。
 そして結果に驚いた。
 圧倒的に電気代が違う。
 コロナ製品が圧倒的に電力を使わない。

 なぜだろう?

 と不思議に思ったら、灯油の気化方式が違うらしい。ダイニチ製品は電気で気化させているので電気代がかかるということらしい。コロナ製品は、自らの灯油の燃焼熱によって気化させているとのこと。もうこうなるとコロナを買うしか無い。

 どうせ買うなら一番火力が強いのにした。値段は高く付くが、2台稼働させるよりいい。1台分しか電気を使わないからだ。単純計算で電気代が半分になる。
 
 で、それが一昨日、宅急便で届いた。そして点火してみたら、その火力の強さに仰天した。あきらかにカタログスペックより強力である。というか今までの石油ファンヒーターが、古すぎてカタログ値の性能を出してなかった可能性がある。数字上は、たいして変化無いはずなのに、コロナの新製品の方が2倍くらい温かいような気がするのだ。
 
 そこで家電に勤めている友人に聞いてみたら、やはり古くなった石油ファンヒーターは、モーターの劣化などにより火力が低下している可能性があるということだった。あと、北軽井沢という土地も影響しているともいわれた。コロナの製品は、空気が薄い山間部に適応した燃焼ができるけれど、ダイニチにはその機能が無い。だから北軽井沢のような標高の高いところでは、コロナの方がむいているらしい。
 
 そうだったのか!
 そうとは知らずに10年間、日立とダイニチを使いつづけていたよ。
 ずいぶん電気を無駄にしてきたんだなあと反省した。
 今後はコロナにするわ。


つづく。

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posted by マネージャー at 22:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メーカーによって、高地対応が違うのですね。
コロナも高地対応の設定が必要だと思いますが、どのようにするのでしょうか?
Posted by Aki at 2014年10月20日 23:47
>コロナも高地対応の設定が必要だと思いますが、どのようにするのでしょうか?

すごく簡単に設定できます。スイッチの隣あたりに小さな穴がありまして、そこを爪楊枝で押すだけです。ちなみに私が買ったのは、FH-EX7313BY(W) です。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00EPYN1SK/ref=oh_details_o00_s00_i00?ie=UTF8&psc=1

燃焼時消費電力:29W(大火力時)、13W(小火力時)

という低電力。これが同レベルのダイニチ製品だと

最大(点火時):218W(大火力時)、97W(小火力時)

ですから7倍から8倍ほども違います。

Posted by マネージャー at 2014年10月21日 08:47
おお、吸気口の面積を変えるとかではないのですね。
Posted by Aki at 2014年10月22日 20:49
質問の意味を間違えて受け取っていました。機械構造の質問ですよね。私も詳しくは知らないんですが、友人に聞いた話では、コロナは、空気と灯油の混合ガスを造るとき、高地では空気を機械的に圧縮(?)と言っていた気がします。専門的なことは、ちょっと分かりません。すいません。

Posted by マネージャー at 2014年10月23日 22:41
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