2015年02月23日

3Dプリンター

 今朝起きてみたら濃霧だった。北軽井沢全体が霧で覆われているのだ。寒い地方の人間なら分かっていただけると思うが、2月の真冬に霧なんてありえない。こんな事はオープンして以来初めてである。何か不吉な事でも起きるのだろうかと思案していたが、何かおかしい。何かがおかしいと思いつつ、お昼時になって気がついた。今日は暖かいのである。暖かすぎて降り積もった雪から湯気が出ているのだ。そこで外を散歩してみた。雪がどんどん溶けていっている。 10度ぐらいはあるのではないだろうか? 村道も雪解け水が集まって小川のようになっている。一体どうなっているんだろうか? もう春なのか?と思ったが、念のためにインターネットで調べてみたら、明日からまた寒くなるらしい。明日の朝はマイナス7度くらいになるらしい。

 ところで、息子があと3日で1歳11ヶ月になる。このぐらいになると、子育てが楽になる。自分で服を着替えようと言う意思を見せてくるし、大人の言葉もわかるようになってきたのか、聞き分けも良くなってきた。嫁さんが目薬を刺そうとするとティッシュペーパーをとってくれたりもする。いろいろ気がつくようになってきたのだ。

 なにしろ褒めて褒めて褒めまくって育てているので、次第に自分で何でもやろうとする意欲を見せるようになってきた。もちろんかなり厳しく叱ることもあるが、あくまでも効果的に褒めるために叱っている。しからば叱るほどほめた時の効果が大きいのだ。これを利用しない手は無い。

 しかしである、それが裏目に出ることもある。息子のリアクションが、徐々に大きくなるのだ。もちろん今のところは害は無い。害は無いのだが少しばかり不安になる。例えば、ウンチをしたくなると、私の机のところまで走ってきて机にぶら下がるようにしゃがみ、ウンチポーズをする。これがいかにもウンチしてますといもうオーバーリアクションなのである。正直言って困った。

 実は、トイレトレーニングは、もっともっと後にやるつもりであった。めんどくさいので、日常会話が親子で成立するぐらいの歳まで、具体的に言うと3歳近くになるまでやらないつもりだったのだ。しかし、毎日のようにオーバーリアクションでウンチポーズをやられてしまうと、もうトイレトレーニングをしなければいけないのだろうかと不安になってくる。(しないけれど)

 面白いことに息子は、あれほどオーバーリアクションをしていながら、そして空気も読むくせに、まだ完璧には言葉が話せないのだ。これが、ほぼ同じ頃に生まれた女の子になると、きちんと言葉を話せる。公園で出会うと、同じ頃に生まれた1歳11ヶ月の女の子のほうは、
「たけるくん今日は」
と挨拶できるにもかかわらず、うちの息子はそっぽを向いてしまう。言葉も不明瞭だ。明らかに女の子の方が大人である。というより、うちの息子の方がコミニケーションがだめすぎるのだ。親にはオーバーリアクションするくせに他人とのコミニケーションはへたくそ。どうしてこういうことになったのかと、いろいろ考えてみたのだが、思い当たる事は褒めて育てすぎたことだ。そのために息子の目線が親のほうに向き過ぎてしまったのかもしれない。ちょっと反省している今日この頃である。

 話は変わるが、うちの愛犬コロのことだ。実は愛犬コロは、今まで3回ぐらい迷子になっている。その都度、地元の愛犬家に確保してもらっているのだが、確保してくれた人が、飼い主を探すのに非常に苦労していたので、首輪に名札を付けることにした。最初はプラスチックのものを取り付けたのだが、 1週間後に噛みちぎられてしまった。仕方がないので、インターネットで金属製の名札を発注した。名前と電話番号と犬の名前を金属のプレートに掘ってくれて、キーホルダーをつけて、たったの1,000円であった。ずいぶん安いなぁと感心したが、よくよく考えてみたら、今は印鑑製作などに使うプリンターで簡単に金属加工ができる時代なのである。素材の原価は100円ぐらいだろうから、考えようによったらいい商売かもしれない。表札なんかは一昔前は5万から7万円くらいまでかかっていた。これをプリンターで加工すれば格安で完成するかもしれない。

 そういえば、3Dプリンターが格安で販売されるようになってきているが、あれは使えるのだろうか? つい最近まで数百万円したものが、家庭用に5万円台で販売されるようになるというのは、さすがに時代の流れが早すぎる気がする。というか、マスコミがあんなに騒ぐほどのものなのだろうか?

 もちろん世界でただひとつのオリジナル製品を作れるという魅力はわかる。愛犬コロのフィギュアを作ってみたいなという気持ちをなくは無い。浅間山の模型を作ってお客さんに登山ルートを説明したいと言う気もないと言ったら嘘になる。本当にそういうことができるのなら将来的に購入を考えてもいいのだが、それにしても時代の進み具合は本当に速くなってきたものだ。


つづく。

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posted by マネージャー at 16:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 2013以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先週末、タケルと遊んでいて、テーブルのペンを数えたのです。
いち、にい、さん、よん・・・するとタケルが ごお って言ったのです。
もう一度やってみたら、ごお って! アミさんが目撃者です。
三回目はもう無理でした。
Posted by エバ at 2015年02月23日 21:52
実は、気を許した人だけには会話をするんです。息子も1から10までは数えられるんですが、親に対しても毎回は言わない。よほど機嫌が良くないとダメ。会話も気を許すとするんですが、すぐにしなくなる。言葉は知ってても、言葉をコミュニケーションに使おうとしないんですよ。ただ、気を許した人には、言葉を発するんです。5と言ったのは、かなり気を許した証拠ですが、息子は、かなりの人見知りですよ。
Posted by マネージャー at 2015年02月24日 23:17
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