下記のニュースによると、次期NHK大河『真田丸』のキャストが内定しつつあるらしい。
http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/a/ar-AA9MlbH#page=2
真田昌幸役には草刈正雄、
兄の真田信之役には大泉洋、
豊臣秀吉には小日向文世、
淀君には竹内結子、
茶々役には鈴木京香、
昌幸に草刈正雄というのは、ちょっと苦笑してしまった。これは大河ドラマのオールドファンに対するサービスなのかもしれない。しかし、正直なところあまり似合ってないと思う。一癖も二癖もあるような人を配役した方がいいのではないだろうか? でもまぁ、ファンサービスと考えたら、これはこれでアリなのかもしれない。問題は真田信之の大泉洋である。どういう考えで、こうなったのだろうか?
まあいい。
ケチをつけるのはやめよう。
温かく見守っていこうと思う。
それよりも興味があるのは、毛利勝永の役を誰がやるか?である。こっちのほうに興味が出てくる。というのも大阪方の最強軍団が、何を隠そう毛利勝永であるからだ。彼の軍団は、真田軍団よりも大活躍している。というか、彼の活躍で下手したら家康の首はなかったのだ。歴史オタク達や、筋金入りの歴女たちは、真田幸村ではなく、圧倒的に毛利勝永のファンなのである。それほどすごい武将である。なにしろ16の大名たちを次から次えと敗走させ、ちぎっては投げちぎっては投げの大活躍。はっきり言って、彼を主人公にして大河ドラマを作った方が良いのではないかという言うぐらい、すごい武将なのだ。
それだけでは無い。負け戦に絶望する真田幸村を慰め励まし、自ら殿を務めて迫りくる敵を尻目に悠々と退却している。最後の決戦でも、もし真田幸村の軍が、先に壊滅していなければ、徳川軍はかなり酷いことになっていたはずだ。本当のヒーローは毛利勝永のはずなのだが、その勝永を誰が演じるのか? 本編でどのように登場するのか? そこが興味深いところである。毛利勝永と真田幸村のコンビ、二人の配役が釣り合ってないと、真田丸は面白くなくなるのだ。真田幸村は界雅人に決定済みなのだから、毛利勝永は一体誰が演じるのだろう? 香川照之? 及川 光博?
つづく。
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いや、大泉洋、好きですけど、真之じゃないのは確かです。
まあ、映画「清須会議」で、三谷氏が気に入ったんでしょうけどね。
それにしても、です。
時代と地の利さえ良ければ、天下もとれる器と、言われた男を、大泉洋?
それなら、せめて、香川照之の方がまだしも。
できれば、体格がよりいい役者がいいんだけども。
うーん。それとも、私は、池波正太郎の「真田太平記」のイメージに囚われすぎているのでしょうか?
草刈さんの昌幸も、バタくさ過ぎるかなあ。
もっとこう、小男だけど、油断ならんような。
平田満さんに、かなり、迫力だしてやってもらってもいい。
小男だけど、油断ならんような昌幸を演じてもらうのも面白かったかも。
まだ存命ならば、緒形拳さんに昌幸を演じていただきたかったです。
そう思う!っていうか、NHKの大河ドラマって不発だよな。話は違うけど
ヨルタモリがおもしろいですよ!
進之助さん
私も大泉洋は無いなぁと思っていました。あれはどっちかというと、若き日の秀吉あたりじゃないでしょうか? 昔の人を出していいのなら、丹波哲郎とか、勝新太郎とか、誰にやらせても面白いですけれどね。今だと誰なんだろう?
とにかく最近の大河ドラマは、ダメダメすぎて見てはおれんですね。大河ドラマというものは、ある程度史実が正確に表現できてないと、視聴率は取れないと思います。その辺が他のドラマと違うところだと思います。フィクションではなく、ある程度実はに近いものでないと大河ドラマファンは逃げていくと思うんですよね。そういう意味で、あれは時代劇ではなく、歴史劇としてお客さんが見ているんだと思うんだけれど。
淀君が竹内結子
茶々が鈴木京香
元々のニュースからして、この表記でしたけれど
この箇所、なんかミスがたくさんありそうな気がします。
淀君=茶々だし
茶々なら年齢的に竹内結子で
淀君を鈴木京香のような。
このニュース書いた人と、この原稿チェックしたデスクは、日本史疎い人なんすかね?
私が1番好きだった大河ドラマは、『花神』です。当時、中学3年生だったけれど、すごく面白かった。理由は、司馬遼太郎の原作に忠実だったからです。テレビのシナリオと司馬遼太郎の原作が全くイコールだった。特にナレーション。ナレーションが司馬遼太郎の語り口そのままなのです。なので、司馬遼太郎の声を聞くようにドラマをうっとり見ることができました。司馬遼太郎の余談が、あちこちにナレーションで流れたら、ファンにはたまりませんよ。
好き嫌いは別にして、最高の大河ドラマと言ったら『勝海舟』でしょう。私は当時、小学6年生だった。このシナリオを書いた人は倉本聡です。勝海舟は、倉本聡の最高傑作だと思います。フィクションが多すぎると、当時は叩かれていましたが、そのフィクションは歴史に対するフィクションではなく、勝海舟の魅力を引き出すためのフィクションだったので、あの作り方はありだと思っています。いちどシナリオ読んでみるとわかるのですが、背筋が震えるほどの傑作です。例えば勝海舟を暗殺しにくる男がいます。その男は、決して勝海舟に反論もしないし、殺気もみせない。とても慇懃で、礼儀正しく、勝海舟の言動をいちいち深くうなずいています。それに対して勝海舟は、どんどんどんどん冷や汗を流す。礼儀正しくうなずいている暗殺者に対して、喉をカラカラにして冷や汗を流す。暗殺者は、少しも乱暴な素振りを見せずに、ただかしこまっているのだが、その場の空気はどんどん凍っていく。このようなシナリオですから視聴者をぐいぐいと惹きつけています。こういう感じのフィクションならいくら作ってもいいと思う。ただし、史実とあまりにもかけ離れていては、歴史ファンが納得しないでしょう。
原作読んだことありますが、もう、貪るように読みふけってしまいました。村田蔵六こと大村益次郎の特異なキャラクターが、時代の潮流によって、本人の思惑から離れつつも、淡々と、その才を発揮していくさまは、本当にワクワクしました。
あの地の文のまま、ナレーションとして読ませるなんて、なかなかできる演出じゃありませんね!
いい時代ですね。
倉本聰の「勝海舟」も、その暗殺者の描写が、「ああ、当時の暗殺者って、ほんとは、そうなのかも知れない」という、すごい説得力を感じます。
私は、大河ドラマを見始めたのは、歴史に興味を持ち始めた小5の頃、「徳川家康」からでした。
こればかりは、遅くに生まれて残念です。