本音を言うと、私を含め北軽井沢の住人は、春が1番好きだ。
新潟県出身の相馬御風が書いた『春よ来い』を思い出した。
春よ来い早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている
この歌詞の意味は、雪国の人間にしかわからないかもしれない。草履を履いて外に出られるということは、とてもうれしいことなのである。というのも、雪は溶けると、あちこちに水たまりができ、庭やダート道は、泥濘と湿地に変わってしまう。とてもではないが、草履やサンダルを履いて外に出られる状態では無い。雪は溶けて、庭先の地が乾燥するためには、また何日も何日もかかるのである。 2歳になったばかりのうちの息子を庭先で遊ばせるためには、雪は溶けてから何日も何日も経った後である。
それでは可哀想なので、早めに雪を溶かしてしまいたい。そうなると、屋根から落ちて背丈ほどにも積もった雪を、毎日つるはしで削りながら、庭に均等にばらまく必要がある。そうしないと、早く解けないのだ。だからこの1週間、あちこちの雪を氷をつるはしで削りまくっていた。息子はそれをブランコに揺れながら、じーっと眺めていた。でもその作業が、今日ようやく終わった。おかげで冬の間にブクブク太った体が、少しだけスリムになれた。
浅間山の雪もだいぶ溶けてきているようだ。草津の座禅草公園も今がピークだろう。あまりに天気が良いので、久しぶりに北軽井沢を歩いて散策してみた。もうほとんどどこにも雪が残っていなかった。代わりにあちこちからキツツキのドラミングの音が聞こえてくる。きっとメスに対して、強い主張をしてるのだろう。
庭の餌台に牛脂をいくつか置いてみた。案の定、アカゲラたちがやってきて、盛んに牛脂を食べ始めた。腹が空いていたようである。息子と一緒にブランコに乗って、そんなアカゲラをいつまでも見つめた。息子はアカゲラをいたく気に入ったらしい。
つづく。
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