私の出身地は新潟県であるが、確かに子供の頃には、自分の家で笹団子を作っていた。しかし、昭和50年くらいになると、笹団子は、お店で買うものであって、自分の家で作る事はもうなかった。だから私の弟は、自宅で作った笹団子を食べた記憶を持ってないだろう。
話は変わるが、うちは宿屋なので全国からお客さんがやってくる。そしてお茶会で、食べ物の話になることが多い。で、時々お客さん同士で論争になったりするのだが、その中で香川県のネタがある。香川県は、日本でいちばん外食率が高いらしい。つまりうどん屋で、うどんを食べる。しかも、いなり寿司と一緒に食べるらしい。いなり寿司とうどんであるから、炭水化物のコラボである。そのためか、糖尿病になる確率が全国ナンバーワンなのだそうだ。
それを聞いた、他の地方のお客さんは、いなり寿司とうどんを一緒に食べるのはおかしいと言う。しかしここで香川県民は、反論をする。たこやき定食みたいなものだと。そうなのだ、大阪には、お好み焼き定食とか、たこやき定食とか、焼きそば定食というものがある。あれだってダブル炭水化物である。糖尿病になってくれと言わんばかりのメニューである。
たこやき定食はありえない。
お好み焼き定食はありえない。
と、誰もが思うだろうが、ところがどっこい、そうでは無いのだ。大阪府民にとっては、たこやきは、タコ料理なのだそうだ。つまりたこやき定食とは、タコ料理をご飯と一緒に食べるのであって、ご飯をおかずにご飯を食べてるのではないらしい。お好み焼きも、キャベツと豚肉の料理の1種であって、ご飯をおかずにご飯を食べてるのではないらしい。なるほどと感心してしまった。
この話を嫁さんに言ってみた。すると、焼きそば定食は、群馬県ではあり得るらしい。焼きそばも野菜炒めの変化形らしい。つまり綿の入った野菜炒めをおかずにご飯を食べているのだそうだ。それはありえんだろうと思ったが、反論するのはやめた。なにしろ嫁さんは、麦茶に砂糖を入れる派なのだ。それが群馬県館林では当たり前だったらしい。私にしてみたら、無茶苦茶なことに思えるのだが、麦茶に砂糖を入れる地域は結構あるのである。
まぁ、人の好みはそれぞれだし、目玉焼きをお客さんに出すときには、醤油とソースを両方出している。しかし、たまにケチャップを使いたいというお客さんや、粉チーズは無いのかというお客さんや、タバスコは無いのかというお客さんもいる。そうなのだ。目玉焼きには、いろいろな流派があるのだ。人によっては、卵の黄身を固く焼いて欲しい人もいるし、あれが半熟なのがいいと言う人もいる。ひっくり返して焼いて欲しいと言う人だっている。だから最近は目玉焼きを出す事はなくなってしまった。だし巻きか、オムレツか、キッシュを出すようになってしまった。それでも、だし巻きにソースをかける人がいるのに驚いたけど。
つづく。
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家は入れませんが、近所では入れていた家庭もあるようでした。
私個人は麦茶に砂糖は入れないほうがいいですね。
>目玉焼きには、いろいろな流派がある
家は夫婦で別々です。
私は醤油、嫁さんはソースですね。
(嫁さんは何もかけてないときが多いようですが)
これはお互いの家庭の環境が原因かも!?
我が家ではずっと砂糖を入れていて、小学生の時、外で砂糖のない麦茶を飲んでびっくりしました。
まるさん
偶然ですが、昨日テレビで、目玉焼きに何をかけるのが1番いいかと言う実験を行っていましたね。実験装置を使って科学的に証明する番組だったのですが、見てる途中で胡散臭いなぁと思ってしまいました。これはないだろうと思ってしまったからです。
という事は、どんなに科学実験で証明されても、本人の好き嫌いや、各人のやり方を変える事はできないということですね。科学的にどうであろうが、俺は俺、私は私ということなのでしょう。たとえ目玉焼きに1番相性の良いものが醤油だったとしても(実際にテレビ番組ではそうだったんですが)、ワタシ的には、ソースがナンバーワンだと思っています。
家では自家製どくだみ茶を飲まされましたが…たまに懐かしくなります。