その逆に、あまり効果が無いのが太陽光発電である。雪が降る地域だから発電効果が良いわけが無い。なのに70ヘクタールの森(村有地)を伐採して太陽光発電を作られるところだった。本当に危ういところだったが、良識ある村民の皆さんによって何とか阻止できた。ここは嬬恋村民が誇って良いところだ。
逆に阻止できなかったのが軽井沢町である。あの自然保護に熱心な軽井沢町民が、南軽井沢の10ヘクタールの森を伐採し太陽光発電所を作ることを阻止できなかった。この件に関しては、軽井沢新聞社も色々と誌面で問いかけてきたが、ダメだった。無念である。今後は、こういう悲劇がおきないようにしたい。
ところで軽井沢と北軽井沢に特定外来種のタイワンリスが侵入した可能性があるという。タイワンリスは適応能力も高く、繁殖力旺盛なために早いペースで増えているらしい。今では日本で最も生息数が多い。そして「ニホンリス」は、絶滅危惧種(LC)に指定されてしまった。鎌倉では、『餌付けをしないように』と呼びかけていて、他の地域でも農作物の被害など問題になっている。
今のところ、うちの庭に来るリスは、ニホンリスの方が多いのだが、今後はわからない。そこで軽井沢・北軽井沢のニホンリスを守っていくために、ご自宅にくるリスが本当にニホンリスなのかどうか確認して、もしタイワンリスであれば、町役場に通報をしていただきたい。詳しくは、下記サイトを
http://jpmuseum.com/ploc/pr/nakano/taiwan/index.html
◆タイワンリスの特徴
・お腹が白くない。
・耳が丸くて小さい
他にも特徴があるが、耳を見るのがいちばん良い。
ニホンリスの耳は、すこし尖っている。
また、お腹が白い。
タイワンリスは、耳が丸くて小さい。
お腹も白くない。
といっても、わかりにくいかもしれないので、北軽井沢ブルーベリーYGHの庭に来たニホンリスの写真を貼っておきます。腹が白くて、耳が尖っています。目のまわりも白いです。
タイワンリスは、耳が尖っていません。丸いです。
お腹も白くありません。
目のまわりも白くありません。
つづく。
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