3年ぶりだった。
子供が産まれてから、ずっと放置したままだった。
この山は薮が深いために、赤ちゃんを連れて登ることができない。
おまけに、北軽井沢ブルーベリーのツアーで行くこともほとんどない。
危機なので、子供が産まれてからというもの登山道の整備を3年間やらなかったのだ。だから3年ぶりに訪れてみて驚いてしまった。もはや道では無い。廃道といっても間違いでは無い。薮が深くて道が見えない。本当なら、私のようなボランティアが整備する前に、長野原町が整備すべきなのだろうが、完全に見捨てられていた。そのために、ひどい薮になっていたのだ。
1日で終わるかと思った登山道整備も、今日いちにちかかっても半分ぐらいしか終わらなかった。今回はきちんと整備するが、このままだと、もうここは廃道にするしかないのかもしれない。残念ながら、仕方ないことなのかもしれない。そもそもこの山には人が入らないのだ。人が入っていれば、もうちょっとましな登山道になっている。しかし人が入らないために、どんどん寂れていく。そして薮が深くなっていくのである。けれど、昭文社の登山地図には、きちんとルートは紹介されていてコースタイムも書かれている。そういうルートが、どんどん減っていくのは悲しいばかりである。
昔は、 篭ノ登山から地蔵峠までのルートがあった。登山客が利用しなくなったので、今では廃道である。蛇骨岳から車坂峠までの裏コースの廃道となってしまった。鹿沢温泉から憩いの村経由で登る桟敷山へのルートも廃道となっている。角間峠から角間温泉にルートも廃道となってしまった。非常に残念である。これ以上の廃道を避けたいのだが、そのためには私の体がいくつもいる。歯がゆい思いを募らせてしまうが、どうにもならない。
こうなったのも、ボランティアで登山道を整備してくれた人たちが、高齢化したためである。金にもならないことを、無償で行ってきた山を愛する人たちが、高齢のために動けなくなったからなのだ。高齢化社会は、こんな山奥にまでひしひしと迫ってきている。
つづく。
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