2015年08月08日

避暑地(北軽井沢)に泊まったときのための涼しい宿泊生活の送り方

 長年にわたって宿屋をやっていて気が付いたことがあります。お子さんのいるお部屋は窓が結露することです。特に小さなお子さんの場合、体内から蒸発する湿気がはんぱないです。その逆が中高年のお客様。いつもお部屋が乾いています。御高齢のお客様のお部屋はカラカラです。なのでお客様に御提案があります。まず、中高年のお客様には、日頃から水分をとるように心がけることをオススメします。暑いですから脱水症状にならないように気をつけて下さい。あと、小さなお子さんと一緒のお客様は、時々、外の空気を入れ替えることをおすすめしています。北軽井沢は、乾燥しているので、少しだけ窓をあれるだけで充分です。

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 前置きはこのくらいにして本題に入ります。今日は、北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まったときのための涼しい宿泊生活の送り方についてのコツ述べたいと思います。


1.チェックイン後、18時頃までは窓を開けない。

 これはうちの宿の館内に冷房がかかっているからです。そのために17時頃までは、外より部屋が涼しいケースが多いのです。しかし、18時から19時頃になると、徐々に外も涼しくなってきます。なのでエアコンも19時を境にスイッチを切るケースが増えてきます。お客様が寒いので切って下さいと言ってくるからです。そうなってきたら網戸のある窓を開けるといいのですが、そのときにコツがあります。

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2.ユニットバスについている換気扇のスイッチをつける。

 うちは、全室バストイレ付きです。つまり全室に換気扇があります。従って換気扇のスイッチさえつければ、風が通るので窓を全開にする必要はありません。この換気扇の有無が、お部屋を涼しくしますが、せっかく換気扇があっても使わなければ、あまり意味がありません。ぜひスイッチを入れて下さい。

 これから避暑地のペンション・ホテルに泊まろうとするお客様は、部屋に換気扇の有る無しが大きく影響しますから、これを目安に宿を選ぶのも手かもしれません。ユニットバスのある宿なら必ずついていますから、そういう宿を探せばよいと思います。しかし、外の涼しい風よりもエアコン派の人には、関係ない話なんですけれどね。


3.扇風機を窓のところに置くと、さらに外の風が入る。

 実は、北軽井沢ブルーベリーYGHは、森の中にあるために外の風は、免疫機能を高める魔法の風です。厚生労働省のホームページにも書いてありますが、森の空気はnk細胞を劇的に増やすそうです。しかも、3日間という期間で、6ヶ月も持つそうです。そこで窓を大きく開けておけば、宿に泊まりながらさらに健康な身体をつくる。これぞ一石二鳥です。


4.朝は寒いことがあるので注意。

 これは、日によって違ってきますけれど、朝は18度くらいのことが多いです。昨日は17度。ひどいときは、15度ということもありました。ちなみに嬬恋村の天気予報をインターネットで見ることによって朝晩の気温を推定できます。下記のサイトをごらん下さい。

http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/10/4220/10425.html

といっても、この予報は嬬恋村のものです。嬬恋村の標高は、北軽井沢より低いですから北軽井沢は、これより少し低温であると考えてもらってよいと思います。

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5.日中は暑い。特に日差しが強いので注意。

 ただし、日中は暑いです。と言っても気温が高いのではなく日差しが強いのです。例えば最高気温が27度であっても、実際の27度より暑い気がします。これは標高が高いために紫外線が強いのです。逆に言うと、木陰はかなり涼しい。つまり、日差しを避けて木陰を歩くようにすれば、日中でも快適ということになります。


6.ゲリラ的な夕立が降ることがあるが、その日は涼しい。傘は必携です。

 7月下旬から8月にかけて数分間のゲリラ的な夕立が降ることがあります。しかも天気予報は、それを予測してくれません。どんなに晴れていても傘は必携です。ただし、ゲリラ的な夕立が降ると、急に気温が下がります。いわゆる打ち水効果のためです。それが原因で風邪をひいてもつまらないですから、折りたたみ傘を持参することをおすすめしておきます


7.火山については心配いりません【断言】その理由は・・・

 火山については心配いりません。その理由は、火口から4キロ以内に、民家も道路も無いからです。御嶽山の噴火が、なぜあのような大惨事になったかというと、半径4キロ以内にロープウエイや山小屋なんかがワンサカあったからです。だから半径4キロ以内は入山禁止となりました。ここがポイントなのです。半径から4キロ離れていれば、火山は大して怖くないのです。あれだけ噴火しても半径4キロの外なら安全なのです。ですので、吾妻山や浅間山などもレベル3になると半径4キロの立ち入りは禁止になります。

 ところがです。どこもかしこも半径4キロというふうにはいかないのです。具体的に言うと桜島。桜島の半径4キロ以内に何があるのか? 桜島がスッポリ入っちゃうのです。鹿児島市は、ぎりぎり。で、今の桜島の噴火警戒レベル3なのです。ここに半径4キロを適用したらパニックになるでしょう。もちろん、そんなことできるわけがありません。だいいち鹿児島の人間は、桜島の噴火と共生してきた歴史があります。余計なお世話でしょう。だから、他の火山の場合は、レベル3になっても4キロ以内立ち入り禁止になってないケースが多いです。そうなったら困るからです。だから他の火山では2キロ以内立ち入り禁止になっている。

 じゃあ浅間山は? 半径4キロ以内に民家も生活道路もない。だからレベル3になっても何もかわらないのです。さて、ここで気が付いた人もいると思います。レベル3になっても大して影響の無い地域と、そうではない地域があることに。

 現在、浅間山はレベル2ですが、このレベルなら安全もいいところでしょう。少なくとも東京より安全です。嘘だと思うなら全国各地の地震保険の金額を調べてもらえば分かります。浅間高原の地震保険の金額の低さに驚くでしょう。


つづく。

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posted by マネージャー at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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