2015年08月10日

宿主は、田舎の親戚のおじちゃん

 8月も前半が終わろうとしている。全国から大勢のリピーター(主に御家族)さんたちが、うちの宿に泊まりに来てくれている。毎年、8月になると田舎に帰省するような感じで大勢のリピーターさんたちが泊まりに来てくれているのだ。こうなると、こっちも、つい田舎の親戚のおじちゃん、おばちゃんのような感じになって対応してしまう。

「大きくなったなあ・・・何歳になったの?」

 実際、赤ちゃんのころから知っているから、本当に大きくなったと感動しているのだ。と、同時に今年も来てくれたんだな・・・と、しみじみ思ってしまう。だからついつい、仕入れの時に高価なものを買ってしまいたくなる。これを食べさせたい、あれを食べさせたいと。でも、予算もあるから、せめて嬬恋村の名物である幻のキャベツ419とか、最高に美味しいコーンとかを朝一で行列に並びながら仕入れてくる。

 そんな中、毎年やってくる女の子のなかに、ちょっと内向的な感じのする子がいた。この子が、うちの愛犬コロと仲良くなって、すこしづつ社交的になってきた。昨日は、他の御客様のお子さんと一緒に花火をした。実は、こういう子供たち私は癒やされている。事務所にいると彼女は、

「すいません」

と言ってきた。去年までは、人をよせつけないような無口なお子さんだったのだが、最近は愛犬コロとお友達になって活発になってきている。宿に泊まっている他の御家族のお子さんとも、少しづつふれあうようになってきた。動物(犬)には、そういう力があったりする。その彼女が、愛犬コロの餌を食べる食器を持って事務所の前にいた。

「骨ください」
「え?」
「骨ください」
「・・・・」

 マンガの影響だろうか?
 犬は骨を食べると思っているらしい。

「コロは、骨を食べないんだよ。一緒に餌をあげてみる?」

 私は、彼女と愛犬コロにドッグフードをあげた。
 そして数時間後、嫁さんが怪訝そうな顔でやってきた。

IMG_0036.JPG

「またコロが餌食べてるんだけれど・・・・何回もあげてるの?」
「まさか?」

 犯人は女の子だった。
 コロは満腹そうに寝ている。

 翌朝、散歩に行ったら、愛犬コロは巨大なウンチを何回もした。
 ここ数日間は、愛犬コロも満腹地獄と巨大ウンチとの戦いになりそうだ。
 申し訳ないが、コロには、あと2日ばかり満腹地獄を我慢してもらおう。

 こんな日常が、つづくと、私もすっかり
 田舎の親戚のおじちゃんと化してきている気がする。


つづく。

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posted by マネージャー at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 愛犬日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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