「あ、カレーを麦茶の中に入れた」
自慢じゃないけれど、うちの息子は過去に一度だって食べ物を粗末にしたことがなかった。食べ物で遊んだことが無い。そういう息子だったのに、ついにカレーを麦茶の中に入れはじめたのです。これは親としては、かなりショックな事件でした。
「あ、かきまぜている」
「・・・・・」
「今度は、漬け物を入れはじめたぞ」
「・・・・・」
「またかき混ぜている」
「・・・・・」
息子は無言でかき混ぜていました。
そして、スイカなんかも麦茶の中に入れてかきまぜたのです。
もうそろそろ
「食べ物を粗末にしてはだめ!」
と注意しようと思った頃、息子は驚愕の行動をとりました。
なんと、それらを食べ始めたのです。
お、恐るべし、わが息子!
しかし、いくら食べ物を粗末にしないと言っても・・・・・これは、いかがなものだろうか?
前置きは、このくらいにして本題に入ります。
私は宿屋をはじめて15年になりますが、この15年で劇的に変化したのがアレルギーをもっているお子さんが増えたことです。これが非常に気になっています。15年前には、ひと夏に1人いればいいくらいだったのに、今では、毎日1人くらいのアレルギーをもった御客様が宿泊されます。
といっても重度の御客様は少なくて、
軽度の御客様ばかりなのですが、
これはいったいどういうことなのでしょうか?
とくに今年は多かったですね。
おかげで、必要に迫られて私もアレルギーの勉強を少しづつではありますがやっています。オフシーズンになったらもっと本格的な勉強をしようと思っていますけれど、アレルギーというのは、今でも原因不明なケースが多いようですね
ただし、少しだけ解明されつつあることがあって、食事のとりかたでアレルギーになるケースよりも、皮膚接触によってアレルギーになるケースが多いということが、少しづつ分かってきているようです。幸い、うちの息子にはアレルギーはありませんが、原因の一つに、何も添加物の入ってない石けんを使っていることもあるかもしれません。もちろんシャンプーも使ってません、石けんで頭を洗っています。
で、頭がいたくなってきたのは、うちの宿のユニットバスに置いてあるシャンプー・リンス・ボディソープです。これでいいんだろうかと頭が痛くなりました。
しかしですね。うちの宿も10年前には、何も添加物の入ってない石けんを置いていたんですが、だれも使わないので廃止したんですよね。しかし、あの頃はアレルギーのある人も少なかったし、当時は、食事からアレルギーになるという都市伝説も有力だったから、今なら無添加石けんを使う人もいるのかなあ?
ちょっと悩んでいるところです。
無添加石けん、使う人いるのなら、もう一度置いてみるけれど?
つづく。
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