北軽井沢に引っ越してきたばかりの時、軽井沢というと「お金持ち」というイメージがありましたが、これは皆さん、誰もが思っていることかもしれません。しかし、数年前から「それは違うぞ」と思うようになってきています。
数年前に肉が食べられない子供たちの団体さんが泊まったことがありました。仕方ないのでサーモンのムニエルを作ろうと、中軽井沢のスーパーツルヤに行って、サーモンの尻尾をかき集めたのですが、私がサーモンの尻尾を集めていると、軽井沢のおばちゃんたちが、よってたかってやってきて
「尻尾の方がおいしいの?」
と聞きながら、軽井沢のおばちゃんたちも、尻尾の方をかき集めようとします。そんなことされると、こっちが数を確保できなくて困るので
「頭の方が、脂がのっていておいしいですよ」
「じゃ、なんで尻尾ばかり買ってるのよ」
「うちは宿屋なんです。子供たちの団体さんが泊まるんで、骨のとりやすい尻尾を20匹あつめてるんです」
「だから尻尾の方がおいしいんでしょ?」
このとおり軽井沢のおばちゃんたちは、全くこっちの話を聞いていません。サーモンに限らず、全ての魚は頭の方が脂がのっています。ただ、骨をとるのを嫌がるお子さんのために尻尾を確保しているのに、軽井沢のおばちゃんたちには、それが通用しません。
こんなこともありました。ある時期、うちの御客様が、やたらとワインのミニボトルを買うケースが増えてきたので、中軽井沢のスーパーツルヤにいって、毎回20本くらいのワインのミニボトルを買い占めていると、それを見ていた軽井沢のおばちゃんたちも、我先に買い占めようとして、うちのぶんが確保できなくて困ったこともありました。
大根を品定めしていると、
「どういう大根がおいしいの?」
と言ってくる軽井沢のおばちゃんもいます。そこで、うっかり解説してしまったら最後、軽井沢のおばちゃんたちは、ストーカーのように離れません。この野菜は、どう思うか?とか、いろいろしつこいのです。豆腐なんかも、どれが良いか聞いてくる。
もうめんどくさいから、最近は、息子を連れて買い物に行くようになりました。2歳の息子をつれていくと、ストーカーのような軽井沢のおばちゃんたちにつきまとわれることがないからです。ただし、子供好きの軽井沢のおばちゃんたちが、よってきます。でも、こっちの軽井沢のおばちゃんたちは、無害なのでいいですね。
結論から言うと、軽井沢のおばちゃんたちは、東京の下町のおばちゃんたちと、おなじにおいがしますね。「お金持ち」というイメージの人は、軽井沢の住民で無くて、週末に別荘にくる人たちのことかもしれません。軽井沢の人間は、案外、庶民的な感じがするような気がします。
つづく。
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