2015年09月14日

軽井沢周辺で雨でも楽しめそうな所 4美術館めぐり編 【子供も楽しめる美術館】

軽井沢周辺で雨でも楽しめそうな所 4美術館めぐり編ですが、軽井沢には美術館がありすぎて困ってしまいますね。全部を詳しく解説するのは難しいので、

【子供も楽しめる美術館】
【聖地&人気美術館】
【特色のある美術館】
【小さな美術館】

と、おおざっぱに区分けして紹介します。

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【子供も楽しめる美術館】

◆旧軽井沢森ノ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町旧軽井沢809
TEL:0267-41-1122 
http://www.art-karuizawa.com/

 旧軽井沢銀座にあります。別名トリックアート美術館です。入場料は高いですが、お子さんが一番喜ぶかもしれない美術館です。なぜなら、見るだけでなく作品に触れ、写真も撮れる参加型美術館からです。巨人や小人になったり不思議な体験のできる「エイムズの部屋」や、サメが飛び出て見える「魔法の水族館」など、思議な絵や展示が約100点。現実ではありえない写真を撮ることができるので、親子で楽しめる場所でもあります。雨の日は、気まぐれに入ってみるのもよいかもしれません。

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◆絵本の森美術館
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉182−1
TEL:0267-48-3340
http://ehon-museum.org/

 かなり広いムーゼの森の中にあります。お子さんむけというより、むしろ大人向けの施設かもしれません。もちろんお子さんも充分に楽しめます。絵本に関する資料は、日本一かもしれません。それだけに興味さえあれば1日つぶせる場所です。
 展示も興味深い物ばかりです。シンボルタワーとして位置づけられて絵本の歴史を伝える「第1展示館」と、主に企画展を行う「第2展示館」、欧米の原書絵本を中心に約1800冊の蔵書を誇る「絵本図書館」、洋書絵本を中心に人気キャラクターのグッズやポストカードなどを豊富にそろえた「絵本のお店」などがあます。
 特に企画展は、ピーターラビットなど毎回、興味深い内容なので、企画展の内容によって見学の日をきめてもいいかもしれません。絵本作家を目指す人の聖地的な美術館です。
 あと、意外なのですが、建築を学ぶ学生さん達が訪れる地でもあるらしく、建物を設計した人が、かなり有名な建築家らしいんですね。すいません、名前は忘れました。

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◆エルツおもちゃ博物館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉193-3
TEL:0267-48-3340
http://erz-museum.org/

 おもちゃというよりドイツの民芸品の美術館ですね。旧東ドイツ・エルツ山地の伝統的木工工芸おもちゃを紹介する博物館です。 「くるみ割り人形」「クリスマスピラミッド」「パイプ人形」などのエルツ山地の手工芸品が展示されています。実は、私は本場ドイツ・エルツに行った事がありまして、ドイツの職人さん達と、「パイプ人形」を作った事があるんです。その作品の一つが、うちの宿のロビーにかざってあります。小さな人形ですが、買えば三千円くらいはします。それも2歳の息子に破壊される寸前なんですけれどね。そんな旧東ドイツ・エルツ地方に伝わる木工おもちゃを展示しているのがエルツおもちゃ博物館。ちなみに幼児向けの施設ではないです。最低でも小学校から。




◆ペイネ美術館
長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
TEL:0267-46-6161
http://www.karuizawataliesin.com/

 タリアセンの中にあります。フランスの画家レイモン・ペイネの美術館で、原画やリトグラフ、愛用の画材などを展示しています。創世記の少女漫画家たちは、これに影響をうけているはずです。逆に言うと、ペイネを生み出したフランスであるからこそ、日本のアニメがフランスで受け入れられているんだと思います。どんな作品なのかは、レイモン・ペイネで検索してみてください。実物をみたら誰もがいっぺんでファンになると思いますね。特に女の子なら虜になると思いますよ。念のために YouTube の画像を貼っておきます。





 上のYouTubeの動画(ペイネ愛の世界)をみて、予備知識を仕入れておいて、見学に行くとよいと思います。

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◆深沢紅子・野の花美術館
長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
TEL:0267-46-6161
http://www.karuizawataliesin.com/

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 同じくタリアセンの中にあります。どんな作品なのかは、やはり深沢紅子で画像検索してみてください。こちらも実物をみたら誰もがいっぺんでファンになると思いますね。ペイネといい、タリアセンは、こういう傾向のものが好きなんでしょうね。なんだろう? 系統は違うんだけれど、いわさきちひろの絵をみたときのような? 星野富弘の絵をみたときのような? なんとも言えない、清浄な気分にさせられますね。女の子のお子さんも、きっと喜ぶと思いますよ。ちなみに堀辰雄や立原道造の本の装幀や、童話の挿絵なども多く手がけていますから、ひょっとしたら自分が子供の頃に、深沢紅子さんの絵のお世話になっているかもしれませんけれどね。

 この人の凄いところは、 76歳の時に隣家から出火で自宅を全焼し、作品のほとんどを焼失したにもかかわらず、その後、90歳に死去するまで書き続け、こうして軽井沢と盛岡の美術館におさまるくらいの作品を残していることですね。




つづく。

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posted by マネージャー at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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