しかも、その忍者さん(女性)は、宿泊代を払っているにもかかわらず、ベットに寝ないのです。部屋掃除に行ってもベットを使った様子が無いのです。というかゴミ一つ落ちてない。忍者なので宿の屋根裏で寝ているのか?それとも縁の下で寝ているのか?わけがわからない御客さん(女性)でしたが、そんな彼女も結婚して妊娠し、男の子を授かって普通のママさん(?)になっていました。
まあ、そんなことはどうでもいいとして、その女忍者さんから、いや、普通のママになった方から、何度も、お下がりの服やオモチャを頂くのです。非常にありがたいのです。で、またもや年末に、いらなくなった幼児用おもちゃを頂きました。しかも、今回は、どういうわけか、おママゴトセットまでいただきました。
前置きは、このくらいにして、ここからが本題です。
うちの息子は、今回、いただいた、おママゴトセットがいたく気に入ってしまったのです。暇さえあれば、ママゴトセットで何かやっているのです。で、思い出したのです。軽井沢おもちゃ王国でも、児童館でも、ママゴトセットで遊ぼうとしているんですよ。
他の男の子たちが、プラレールとか、ミニカーとかに興味津々なのに、うちの息子は、ママゴトに熱中するんですよ。はて? どうしてだろう?と考えたわけなんですが、思いあたることがあったんです。
うちは、宿屋です。当然のことながら息子は、親が調理している後姿を見て育っています。食材の仕入れにも付いてきていますし、食器洗いする姿も見ているわけです。それを見ていて真似をしようとするわけですが、包丁なんか握られたら危なくてしょうがないので、近くに来させないわけです。で、ぐずったりするわけですが、今回、ママゴトセットが手に入ったために、夢中で調理のまねごとをしだしたんですね。
それにしても子供という生き物は、本当に親の真似をしたがりますね。何でも真似したがる。息子のママゴトなどは、親の癖をコピーしたママゴトをしている。そもそもママゴトそのものが、宿屋の親のコピーですからね。
恐ろしいものです。
思えば息子が12ヶ月くらいの時に、危険なことをしようとしたとき、怒鳴ったり叩いてやめさせたことがありました。しかし、これは駄目な方法だと、すぐに気が付きました。というのも私が息子を怒鳴ると、息子も母親を怒鳴るようになったからです。つまり息子は親の真似をするわけです。
これは夫婦喧嘩にしても同じで、亭主関白な対応をすると、息子も母親を軽んじる。その逆に母親が父親を軽んじれば、息子も父親を軽んじる。つまり、夫婦関係が不安定だと、それも息子に影響してしまうんですよね。それほど幼児は親の真似をするんですよ。もっとも、これは、うちの子供に限ってのことかもしれませんけれど、他の親御さんの話を聞いても、同じみたいなのです。
よーするに1歳児から2歳児にかけて、恐ろしいほど親を真似する。良いところも悪いところも信じられないくらいに真似をするんですよ。だからうちの息子は、ママゴトセットをもらったとたん、さかんに料理ごっこをしているんですよ。親の真似して料理ごっこしている。
料理だけで無く、掃除ごっこもする。こっちは危険性が少ないので放置していると、さかんにクイックルワイパーをもって掃除のまねごとをしている。ということは、もし、私が忍者のように行動していたら、息子は忍者の真似をするのかもしれません。
つづく。
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が、4歳のMちゃんは今までくっついて離れなかったのに、どうも「エーバーさんブーム」が終了したようで、変化が起きています。これからどうなるか楽しみです。
これ、試してみたらどうですか?(笑)
またブームがくると思います。
うちり息子もそうですから。
マサさん
・・・それはちょっと。
ハノイに来て、お医者さんごっこをしたのですが、日本にいたときに比べて、遊びが広がらない気がしたんです。言葉もあまり出てこない。
で、気づいたんですけど、ここで育つ子は、病院に行っても、必ずしも日本語で対応してもらっているわけではないから、やってもらうことは見て知っていて、やるけれども、「注射うちますよー」「チクってするよー」とか、「はい、背中みせて」とか、そういう何気ない言葉を病院で体験してないんだなと思いました。言葉って、自分で考えて出てきているようで、そのフレーズを聞いていないとなかなか出てこないものでもありますよね。それに、日本の病院でのお医者さんの仕草とか、やり方とか、多分違うところもある。
例えば、今年の職員の健康診断のことですが、
検便の容器が去年はプリンカップだった。笑
視力を測る時、目に当てる棒?が手作りっぽかった。
身長・体重・視力をほかの人も待っている病院の廊下で測った(服を着たまま)
だから、経験してること自体ももしかしたら微妙にひとりひとりが違っているかもしれなくて、同じイメージを共有して遊びが成り立つごっこ遊びなので、それが日本の子よりも難しかったのかなぁと思いました。