2016年02月25日

僕だけがいない街・梶浦由記・冨田勲

 2月から3月にかけて、この時期は確定申告のために自営業者は大忙し。もちろんうちも例外ではありません。にもかかわらず息子が4月からこども園に入ることになったので、その準備として、毎日が大忙しです。下着を大量に揃えて、名前やドングリのロゴをつけたり、布団や布団カバーをそろえたり、手作りのカバンやら雑巾やらを作ったり、嫁さんの仕事は大忙しです。当然のことながら、息子の面倒は私がみることになるのですが、どういうわけか今月に限ってはお客様が例年よりも多いんです。毎日、御客様がいたりします。

 そんな時に、役に立つのはインターネット先生です。うちの嫁さんが、縫い物に四苦八苦しているときに、インターネットで調べると、縫い物のコツというか、裁縫の基本を教えてくれるサイトがたくさんあるんです。うちの嫁さんはそれを見て、どんどん裁縫の技を磨いていったようです。で、その裁縫の基本を教えてくれるサイトというのが、コスプレ関係のサイトなんですね。コスプレを趣味にしてる人たちは、自分でいろいろコスチュームを作っているみたいです。そういえば、うちの宿にもコスプレ関係者から宿泊の問い合わせが来るようになりました。今のところ問い合わせだけで、実際に宿泊したケースはありませんが、いつか泊まりにきてくれるのではないかと、ワクワクドキドキしています。

 ちなみに、北軽井沢の別荘オーナーの話では、コスプレ関係者は、すごいお得意様らしいです。別荘の貸切でお泊まりになるコスプレ関係者も多いようです。あの軽井沢グリーンプラザホテルの支配人の話では、グリーンプラザホテルでも何組ものコスプレ関係者がお泊まりになっているみたいですね。

16225.jpg

 それはともかくとして、最近面白いなぁと思って見ているアニメがあります。

「僕だけがいない街」

です。映画化されるのと、前評判が高かったので、最初から見ていたんですが、ぐいぐい引き込まれるように見てしまう自分がいました。で、見ているうちにデジャブ(既視感)を感じました。この作品は、どこかでいちど、過去に見たような気がしてならなかったんです。それが証拠に、ラストの結末まで途中で気がついてしまったのですね。タイトルを見て気がついてしまいました。

 とはいうものの、普通の人ならタイトルだけで、ラストの結末が分かる訳がないです。にもかかわらず、私に予想がついてしまったのは、過去に似たような作品を見た気がするからです。それが気になって、過去の記憶をずっと辿っていったら、思い出しました。昔、 NHKの少年ドラマシリーズでやっていた、 SF作品の中に、似たような話があったんですよね。だから分かってしまったんだと思います。

 しかしです。それを割り引いても「僕だけがいない街」は、素晴らしい作品です。原作の事は知りませんが、よく作りこまれた作品だと思いました。で、エンディングテーマ曲を聴いたら、癖のある曲だったので調べてみたところ梶浦由記でした。

 梶浦由記とは泣かせますね。
 何を隠そう私は梶浦由記の大ファンなんです
 梶浦由記を知らない人もいると思いますので、
 念のために、どんな曲を作る人か紹介します。
 歴史マニアだったら、この曲は絶対聞いたことがあるはずです。



 そうです。 NHKの歴史ドキュメンタリーー番組である
 歴史秘話ヒストリアのオープニングテーマ曲です。

 歌っているのはKalafina(カラフィナ)というグループで、梶浦由記プロデュースによる日本の女性3人組ヴォーカルユニットで、もともとは劇場版アニメ『空(カラ)の境界』主題歌プロジェクトのために結成されたユニットで、空(カラ)の境界だから、Kalafina(カラフィナ)というグループ名なんですね。ちなみに劇場版アニメ『空(カラ)の境界』主題歌を紹介してみると、こんな感じです。



 それにしてもKalafina(カラフィナ)の歌唱力が凄すぎます。
 しかし、もっと凄いのは梶浦由記の音楽ですよ。
 これなんかは梶浦由記の代表作です。


 
 魔法少女まどか☆マギカです。
 まさに梶浦由記ワールド。
 このほかにNHKで言うと朝ドラの「花子とアン」の音楽も梶浦由記です。
 BGMでしたけれど、良かったですね。

 それにしても今年のNHKの大河ドラマに、どうして梶浦由記を起用しなかったんでしょうかね? 歴史オタクとアニメオタクとゲームオタクはリンクしてますから、梶浦由記を起用していたら、大河ドラマの視聴率ももっとすごいことになっていたと思うと非常に残念です。

 今から40年も前の大河ドラマには、アニメ音楽を作っていた冨田勲を起用しているわけですから、その頃の大河ドラマのプロデューサーはすごかったと思います。

大河ドラマ第1作:花の生涯(1963年)冨田勲
大河ドラマ第7作:天と地と(1969年)冨田勲
大河ドラマ第10作:新・平家物語(1972年)冨田勲
大河ドラマ第12作:勝海舟(1974年)冨田勲

 当時の冨田勲はアニメ音楽の巨匠でしたからね。「ビッグX」とか「ジャングル大帝」とか「リボンの騎士」とか、当時の冨田勲は、すごい曲を作っています。特に「キャプテンウルトラ」の「宇宙のマーチ」は、最高傑作かもしれません。それを紹介します。



あと私が個人的に大好きなのが、冨田勲の新日本紀行です。



これは何回聞いても感動します。昔のNHKは、冨田勲を起用することによって、すごい作品を後世に残したんですよね。先見の明があったと思います。なので、今のNHKも冒険してよいと思います。梶浦由記を起用するくらいのことをして良いと思いますね。かってのNHKは、冨田勲を大胆に起用して名曲を後世に残したわけなんですから、梶浦由記を起用することぐらいのことはできると思うんですけど。


つづく。

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posted by マネージャー at 20:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 真田丸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なぜ?、紅白に出ないのかと思っています。(笑)
Posted by s at 2016年03月02日 04:32
マイティジャックのレコード持ってました。
Posted by 工作員 at 2016年03月02日 23:28
sさん
工作員さん

こういう人こそ紅白に出して、世間の度肝をぬかすべきかと
Posted by マネージャー at 2016年03月03日 10:06
よくジャ○ーズ枠とか演歌枠みたいな事を言われますが、番組主題歌枠みたいなのがあってもいいと思います。
Posted by S at 2016年03月03日 22:39
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