久しぶりに大河ドラマを地元から語ってみます。しばらくブログを更新できなくてすいませんでした。とにかく3月は忙しくて、ブログもツイッターもFacebookも何もいじれなかったです。実は今日初めて息子が保育所に入るんですよね。で、色々忙しかったです。特に4月1日のエイプリルフールの時は、大変でした。
家内が愛犬コロと息子を連れて散歩に行って、 2人とも近くの川に落っこちちゃったんです。息子は、 3歳0ヶ月とは言え、非常に体が頑丈なので、泣きながらも自力で道路に戻り、わんわん泣いていたわけですが、うちの家内は一瞬気を失ったみたいです。しかし息子がわんわん泣くものですから、それで正気に戻ったらしく、なんとか道路に這い上がって血まみれになって、私に救援の電話をかけできました。しかし頭が朦朧としてるせいか、トンチンカンな場所を教えたために、私が教えられた場所に駆けつけても、それらしい人影は見つかりません。
変だなぁ?
と思っていたら、あらぬ方向から息子の泣き声が聞こえてきたので、そちらのほうに向かったら全身血まみれの家内と、わんわん泣きながらもピンピンしている息子が、少しずつ動いていました。
ああ、こいつは歯を折ったな。
下手したら鼻の骨も折れてるかもしれない
そう思った私は、救急車を呼ぼうとしたんですが、うちの嫁さんは断固拒否するのです。しかも自分で病院に行こうとしています。もう呆れてものが言えませんが、とりあえず私が病院に連れて行くことにしました。
話がずれますが、うちの嫁さんはいつもこうです。融通がきかないというか頑固というか、こういうことでは決して救急車を呼ぼうとしません。妊娠している時も、妊婦用の駐車スペースに止めようとしません。私は大丈夫だからと言って、外を優先刺そうとしますが、それこそ迷惑なんですよね。妊婦は妊婦用の駐車スペースに止めなければ、一般の人はもっと遠くの駐車スペースに止めなければいけないのはさっぱりわからないらしい。
こういう性格だからよく交通事故も起こします。その事故のおこし方が非常にバカバカしいおこし方です。信号機の前の停止線を1メートルぐらい超えてしまうと、馬鹿正直にルールを守ろうとしてバックして、よそ様の車にぶつけたりするのです。こういうルールバカなところが、うちの嫁さんにはあります。もし学校の同級生だとしたら、確実に委員長タイプの人であり、私の敵であったでしょう。小学生時代だったら、絶対に男の子に嫌われていたと思います。まぁそんなことはどうでもいいんですが。
幸い、事故のあった日は、金曜日なので今日泊まるはずのお客さんのチェックインは、 20時以降なので、時間はたっぷりありました。まず嫁さんに服を着替えさせて、私は息子をお風呂場に連れて行って、シャワーを浴びさせ、怪我をしているかどうか点検しながらの服を着替えさせました。どうやら息子にケガは無いようです。体が柔らかいせいか、倒れ方が良かったのか、息子はあまり怪我をしない人間なんですよね。いちど階段の上から転がり落ちたこともありましたが、ピンピンしていました。もちろん病院には連れて行きましたが、なんともなかったです。
とりあえず、助手席にチャイルドシートを取り付けようとすると、もう既に嫁さんの方が後部座席にチャイルドシートを取り付けていました。私は後部座席を倒して、嫁さんが寝られるようにしようと思っていたのですが、こういう時でも、息子のチャイルドシートを後部座席に付けて、自分が助手席に座ろうとするのがうちの嫁さんの悪い癖です。優先順位がわかってないんですよね。必ずルールを守ろうとするんですよ。ここで争っても仕方がないので、嫁さんを助手席に座らせて、病院に向かう途中に、状況を聞こうとしたんですが、鼻や口周りがひどいことになっていて喋ることができないわけです。
息子の入園式の準備に、保護者様の服を準備したり、色々していたのに、これはさぞかし無念だろうなあと思いつつ、とりあえず西吾妻福祉病院という大きな病院に連れて行きました。もちろん急患です。で、お医者さん三人と看護婦さん五人くらいで、手術というか処置を行ったわけですが、これが3時間くらいかかっています。ただし、運良く歯も鼻の骨も折れてなかったようで、その辺だけは安心しました。
こういう時に、息子がおとなしい性格でよかったなぁとつくづく思いましたね。西吾妻福祉病院で3時間もおとなしく待つことができたわけですから大したものです。私のほうも、本を1冊読みきることができましたから、息子には感謝です。というか、丈夫な体に育ってくれた息子に感謝です。もし川に落ちた時に、息子も一緒に気を失っていたら、もっと大事になっていたでしょうし、私も2人を発見することができなかったかもしれません。息子が自力で這い上がってわんわん泣いたから、その声で見つけることができたわけなんですよね。
ところで今回の事故で、 1つ教訓があります。このような事故が起きた原因に、安物の登山靴がありました。嫁さんは、非常に安い登山靴(2000円くらい)をSPORTS DEPOで買ったんですが、これが良くなかったようです。買ってすぐに、金具が取れて靴紐がうまくしばれなかったようです。しかも、取れてない方の金具に、もう片方の靴の靴紐が引っかかって、それで倒れたようなんですね。ご存知の通り登山靴の金具というのは、非常に出っ張っています。つまり何かを仕掛けやすくなっているわけです。それでも靴紐がきちんと縛ってあれば、問題ないのですが、片方の金具が取れてしまって、片方の金具だけが残っている状態だと、何かをひっかけやすいままになっていて、非常に危険なわけです。今回はそれが仇となったようです。
もう絶対に安い登山靴は買わない。
仮に買ったとしても、金具が1個でも取れたら廃棄する。
そういうことに決めました。
まぁこれは、高い登山靴でも一緒なんですけれどね。
安物買いの銭失いとはよく言ったものです。そもそも登山靴は、安全のために履くわけですから、安全を脅かすような状態になったら履く意味がありませんね。そういう場合はさっさと捨てて、新しいものを買うか、修理に出すのが正解かもしれません。変な登山靴を吐くぐらいだったら、スニーカーの方がよほど安全かもしれません。みなさんもよくよく気をつけてください。
ところで嫁さんのほうの状態ですが、実は非常に経過が良好です。あのあと歯医者さんにも行って、診療してもらいましたが、 歯は仮に抜けたとしても、すぐに手当てをすればくっつくらしいんですよね。うちの家内の場合は、抜けてないし神経も通っているようなので大丈夫でした。西吾妻福祉病院も、ホームページで書いてある通り治療方針が湿潤治療であったことも幸いして経過は非常に良好です。 4月9日に、こども園の正式な入園式があるのですが、なんとか出られそうです。
湿潤治療というのは素晴らしい治療ですね。
治り方が圧倒的に早いです。
大げさでなく、 2倍ぐらい早いのではないでしょうか。
おまけに、痕も付きにくい気がします。
こういう事故は起きた場合、湿潤治療をとっている病院に駆け込むのが1番かもしれませんね。そういう意味で、結果論になりますが救急車を呼ばなかったのは正解かもしれません。湿潤治療をとっている病院に連れて行くことができたわけですから。みなさんも、近くの病院が湿潤治療をとっているかどうかをいちど調べてみた方が良いと思います。万が一の時に、どの病院に駆け込むべきか、じっくりと調べておけば、後々後悔をしないですみますからね。このブログを読んでる近所の人たちも、いちど調べてみておいてください。湿潤治療を知らない人は、これもインターネットで調べてみてください。
ただ、申し訳なかったのは、 4月1日から4月3日にかけてお泊まりになったお客様です。あの時は黙っていましたが、私も家内も、こういうわけで、お茶会などに顔を出せなかったので申し訳ないことをしました。また直前に予約を入れてきた何人かのお客様も、お断りしてしまって申し訳なかったです。
つづく。
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もしも、そんな助けが欲しい時は呼んでください。
可能な限り、仕事もシンもそっちのけで飛んで行きます。
まるさん
家内も、いまはかなり回復しています。抜糸も早そうな感じです。今回は運が良かったかもしれませんね。でも、お客さんには申し訳なかったので、リフト券をさしあげたりしました。でも無事でよかったです。きっと神仏か何かの加護があったんでしょうね。また事件の日は、『風の便り』の原稿の締め切りで、穴をあけるわけにもいかず、ずっと徹夜で作業していましたけれど、これもなんとか書き上げることができて、一安心でした。
今度お邪魔するときには元気になっていることをお祈りしています。
このブログで登山靴(いや、登山靴以外の靴もそうかな)の
大切さが改めてわかりました。
マサさん
経過は、非常にいいです。これも病院の先生のおかげですね。営業時間外だったのに、 3人の先生方と10人の看護師さんが、一生懸命に処置をしてくれたおかげだと思っています。西吾妻福祉病院は、つくづく良い病院だなぁと思いました。と同時に、今回は本当に運が良かったと思います。
山登りに行くときは ラップの短いの1本・ワセリン・ガーゼ・白テーピングを持っていきます。 出血したらまずボトルの水で傷を洗い
清潔なガーゼで圧迫して止血 ラップを傷の大きさに合わせて二・三十
にしてワセリンをつけて傷口に当てて 白テーピングを巻く これは手で切れるのでハサミはいらない こんな処置を行います 傷口のおおきさによってはビりルリン津液が出てくるので 1日2回は張り替えた方が良いので この程度の緩い治療が良いです 湿潤療法用の絆創膏も売ってますが こちらは粘着力が強いので毎日張り替えはできないからです
お大事になさってください
> 湿潤療法 まだ最近 話題になったばかりですね でも医療の現場では25年前にはやってましたね 私は病院通い長いから何度もやってもらっています
よくよく考えてみると、登山家の連中も 30年前から知識としてはあったんですよね。というのも、万が一適切な薬がなかった場合の対処方法として、習ったことがあったからです。でも、薬を忘れて山に登ることなんかなかったので、知識としてはあっても、それを使った事は無いなぁ。