2018年06月06日

稜線上のハクサンシャクナゲルート・水ノ塔山→駕篭ノ登山

深紅のハクサンシャクナゲを求めて、
水ノ塔山から駕篭ノ登山縦走してきました。


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水ノ塔山から駕篭ノ登山までの縦走コースは、
深紅のハクサンシャクナゲロードです。


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ハクサンシャクナゲは、アズマシャクナゲに比べて色が薄く、白っぽいんですが、このルートのシャクナゲは別格で、アズマよりピンクが濃いんですよね。そして美しいんです。そもそも稜線上の植生が、ハクサンシャクナゲだけというのが珍しいですね。貴重なルートです。このルートが、どうして注目を浴びないのかが不思議です。この20年間、うちでツアーを企画しても参加者が集まっためしがなかったし、ここをプッシュする登山家もいないですよね。花の百名山の田中澄江さんも、ここを推してないし。地元民も、あまり訪れない。軽井沢近郊の皆さん、浅間山麓の皆さん、一度、水ノ塔山から駕篭ノ登山への縦走してみましょうよ。


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しかし、このルートは絶景と花の両方が素晴らしい。群馬と長野の両方の景色をみながら分水嶺の尾根歩きをするわけですが、このルートは、絶対に6月に登りたいルート。このルートにあるハクサンシャクナゲは、色が良いんです。綺麗なピンク色の花が、それはもう美しいんです。


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駕篭ノ登山の頂上に到着したら、
3月生まれの5歳の男の子が登っていました。
誕生日を聞いたら、うちの息子と1日ちがい。
すごいですね。
5歳で、親子で山に登ってている子供は、本当に珍しい。


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実は、ここ数週間、ずっと心に引っかかっていたことがあったんです。
新潟の親子遭難事件。
動けなくなった子を背負って
崖の途中で救助を待って亡くなったのか?
だとしたら悲しすぎます。
うちにも5歳になる息子いるから心が痛い。
渋谷甲哉さん、渋谷空くん、どうか安らかに眠ってください。

迷ったときに沢に降りるのは最低の悪手です。
どんな沢でも沢へ下ってしまうと滝が出てきます。
そこでロープ装備がなかったら遭難パターンです。
雪解け期なら、なお最悪。
ビバークした場所で動かずに捜索隊を待っていれば、助かったのに。
仮に動くとしたら稜線をめざす。
稜線で待つなら助かります。


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それはともかく、5歳で親子で山に登ってている子供さんを見かけて、嬉しくなった。5歳の息子さんも凄いけれど、お父さんとお母さんも素晴らしい。あんまり嬉しかったので、柄にもなく、この登山ルートの記録について、ブログを書きまくってしまいました。あの御家族に幸せがおとずれますように。



つづく。

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posted by マネージャー at 13:23| Comment(2) | 高峰−篭ノ登山・水ノ塔山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そろそろ7月のツアー予定発表をよろしくお願いします(^o^)
Posted by 625 at 2018年06月24日 06:25
残念ながら7月のツアーはありません。
9月に再会しますので、おまちください。
Posted by マネージャー at 2018年07月04日 05:34
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