2018年06月07日

岩崎洵奈さんのピアノコンサート(嬬恋会館)

 昨日、岩崎洵奈さんのピアノコンサートが
 嬬恋会館であったので行ってきたんですが、最高でした。
 すごくよかった。

 これを知ったのは、子供園からもらったチラシにあったからです。でも最初は、19時開演ということで、五歳児の息子が寝るのが遅くなるので、行くのをためらったのですが、500円という安さに惹かれて行ってみたら、ピアニストの岩崎洵奈さんって、すごく有名な方だったんですね。そんな有名な人が、どうして、こんな田舎の公民館で公演してくれるんだろう?と思っていたら、

「タケちゃん」

という呼び声が。振り向いたら去年まで息子の担任(年中組)の先生ではないですか?

「先生、どうして、こんなところに?」
「私、教育委員会に移動になって、今日のコンサートのスタッフなんです」
「ええええええ、人気の先生だったのに」

 実際、この先生は、どの子供たちにも好かれる超人気先生でした。近所の子供さんも、複数人が◆◆先生が大好きと言ってたし、そもそも男の子が、◆◆先生が大好きと公言することは滅多に無いことなので、その人気ぶりが分かるかと思います。なので、この人事は、子供園の子供たちにとっては、痛かったと思います。

 まあ、そんなことはどうでもいいとして、これで岩崎洵奈さんのピアノコンサートが田舎の公民館で公演してくれた理由が分かりました。教育委員会が頑張ったんですね。で、どうして夜遅いコンサートの情報が、子供園からきたのかがわかりまました。◆◆先生経由の情報だったんですね。

a19846_becc32ef90f746bb85219e91dd44f60c.jpg
画像は、御本人の公式サイト(https://www.junnaiwasaki.com/)より借用。

 で、コンサートが始まってびっくり。
 ただのコンサートではなかったです。
 エンターテイメントに徹したコンサートで、
 ピアノの魅力をこれでもか、これでもか・・・と教えてくれるんです。

 例えば、小さな音しか出ないオルゴールをみんなに聴かせます。

「聞こえますか?」
「ぎりぎり、かすかに聞こえます」
「では、ピアノの中にオルゴールを入れてみましょう」

 すると、今度は、スピーカーでもついたかというくらいに大音量で聞こえて、会場内でどよめきがあふれます。まるで手品をみたような気分です。これがピアノの魅力、いやグランドピアノの魅力なんですと言います。なるほど・・とうなる私たち。

 次に、会場の御客様全員がピアノのまわりに集まって、ピアノにさわります。そして岩崎洵奈さんの曲を聴きながら、ピアノの鼓動を体験します。

 次に会場から、飛び入り参加してもらって、お手伝いしてもらって、二人でピアノをひいてみたり。もちろんピアノを全く弾けない人が参加です。

 またジャズぽく、いろんな曲をアレンジしてみたり、一曲一曲の解説も、面白おかしくわかりやすく教えてくれたのも良かったですね。


 コンサートが終了後は、拍手が鳴り止まなくて、アンコールはもちろんのこと、何度も挨拶をしたうえに、2度目のアンコール。そして20分オーバー。関係者の人も、こういうことは年に一回あるかないかと言ってましたが、さもありなんという感じです。音楽音痴の私も、ショパン好きになったし、ピアノに興味をもってしまいましたね。

 やはり有名どころのプロは、凄いですわ。
 ピアノが上手いだけでなく、人を引き込ませる話術も凄いんですから。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング








posted by マネージャー at 09:17| Comment(1) | 嬬恋村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の学友は中学校国語科教諭から教頭に出世しました。
本人はずっと国語科教諭でいたかったらしいけど、やはり優秀な人はイヤでも出世するみたいですね。
Posted by 625 at 2018年06月10日 19:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。