それはともかく、受付締切の一時間前に到着した私たちは、誰も来てないことにシメタと思い、がらんとした小学校の中を探検しようと思ったんですが、 一年生の教室についてびっくり。やることがたくさんあっw<探検どころではないなと思った私です。
息子の名前が書いてある机に行ってみると、傘が二つ置いてあります。これは、入学祝いにいただいたものらしく、名前を書いて、 一つは置き傘として、所定のところに置かなければいけません。他にも、雑巾を置く場所はこちら、歯ブラシとコップを置く場所はこちら、算数セットなどもこまごまとしたものを置く場所はこちら、と言う風に名前を書いて配置につけるなど、やることがいっぱいありました。
嬬恋村の小学校は、少子化のためか教室が余っており、そのために一年生は、二つの教室と、一つの空き部屋を使うようになっています。ものすごく贅沢な空間です。また、いろいろなところからプレゼント(ランドセルカバー・ヘルメット・熊鈴・その他色々)をもらっており、それにいちいち名前を書いて、あちこちに配置しなければいけないので、夫婦二人で手分けして作業しないと間に合わないくらいでした。私が子供の頃は、入学式にこんなにてんやわんやすることはなかったと思いますし、こんなに大量のプレゼントもなかったとも思います。必要なものは各自で買ったはずです。
ちなみにプレゼントの中で驚いたのは熊鈴です。これはクマに対してあまり効果がないことがわかっており、人によっては危険だと言う人もいます。でもまあ規則だからしょうがないですね。息子のランドセルにつけました。
他にも驚いたことがたくさんいます。まず教科書が大きい。昔ならb六判くらいだったと思いますが、今はA四くらいの大きさがあります。今どきの教科書は大きいですね。そのかわり薄くなっています。
それから先生に「ノートはどんなものを買えばいいですか? 」と質問したら買わなくていいとの事。ノートは学校で用意するそうです。
でも一番驚いたのは、時間割がないことです。時間割の代わりに、週に一度印刷物が配られて、そこに一週間の授業の予定表が書かれてあるそうです。つまり、時間割は一週間ごとに変更されるみたいなんです。そういえば、机の上に大量の印刷物があって、小学校でやるべきことのマニュアルみたいなものが書かれてありました。このように連絡は、文書で親元に渡されるようで、文書でのやり取りが非常に多いと言う感想を持ちました。
で、式典のために体育館に向かう途中に、教務室があったので、ちょっと覗いてみたら、それぞれの机の上にずらりとノートパソコンが置いておりました。今や小学校もノートパソコンなしでは、仕事にならないようです。ノートパソコンを使って文書のやり取りをする時代なんですね。
それはともかく、こども園でもそうでしたが、小学校でも出席簿は生まれた順だったようです。 四月生まれが廊下側の一番先頭に座り、それから順番に五月生まれ六月生まれと続き、最後に三月生まれが窓側の一番後ろになります。当然うちの息子は窓側の一番後ろの最後ところです。
で、最高に面白かったのは、先生が授業を始めると、 四月とか五月生まれの子供たちが集中している廊下側の子供たちが積極的に発言したり手をあげたりするのに対して、窓側に座っている二月生まれとか三月生まれの子供たちがシーンとしていることです。そこで窓側の子供たちをよく見たら、みんな賢い子供たちばかり。なぜ知ってるかというと、上毛かるた大会で、凄いところを見ていて知っていた。みんな、すごくIQが高い。なのにしーんとしている早生まれたち。この辺も面白かったです。
それから式典で、校長先生とかいろんな方々がお話しているときに、女の子たちは背筋をピンと伸ばして聞いていました。非常に行儀よかったんですが、それに対して男の子の列は、うろちょろしていました。もちろんうちの息子もダメダメでした。男女差で、こんなにも違うんだ?と驚いていた。その時、花粉症の私が、ドリフターズの加藤茶ばりに
「イーックション!」
と巨大なくしゃみをすると、新一年生の男の子たちは、一斉に後ろを振り向きました。赤面ものですが、私の巨大なくしゃみに対して、新一年生の女の子たちは微動だにせずに、来賓のご挨拶を真面目に聞いていたのにはとても感心。その後の私は、くしゃみをこらえるのに必死で、死にそうでした。
つづく。
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