で、昨日、慌てて息子の通知表コピーをとって、それを今じっくり見てるんですが、今の小学校は3段階評価なんですね。大変良い・良い・がんばろうの3つだけです。で、国語なら国語で、6つに分類されていて、それぞれに評価が書かれてある。肝心な成績をみてみると大変良いのところに○が多い。
「あれ?」
と思ったので、念のためにインターネットで「小学校の通知表の見方」を調べた見たら、昔と評価方法が違っている。今は昔のような偏差値的な評価(相対評価)をしてないらしい。つまり他人と比べてない。順位を決める評価ではない。そうではなくて、教室で教えたことに到達しているかどうかを評価しいてる。
つまり、クラスの子供達が全員、授業をマスターしていれば、全員が「大変良い」をもらっうこともあり得る。そういう風に評価方式が変わっているらしい。そうなると教育熱心な嬬恋村のことですから、クラスの児童全員が「大変良い」になっている可能性が高い。というのも1年生の1学期は、かなりノンビリした勉強速度で、平仮名・カタカナ・足し算・引き算くらいしか習わないらです。差が出てくるのは、2学期の漢字からでしょうけれど、それだって80しか漢字はでてこない。どちらにしろ通知表の学習評価にカリカリする事はない。
問題にすべきは、通知表にある「生活の様子」というコーナー。ここでの息子の評価は惨敗でした。16の項目のうち○がついているのは2つだけ。あとの14項目は○は無し。これは親の私から見ても客観的に正しいと確信できるもので、○の2つはオマケにもらったようなものです。うちの息子は、挨拶にしても、整理整頓にしても、規則正しい生活にしても、なかなかできてなくて、子供園時代から、ずっと落ちこぼれていました。みんなより成長が遅れているのは確かで、同級生のみんなにサポートしてもらっている状態でした。一緒に遊ぶのは、もっぱら1学年下の子供達ばかり。1年落第すると、ちょうど良い案配なくらいでした。それが通知表の「生活の様子」に書かれてあり、驚いた次第です。
それはいいとして、この通知表の仕様は、いいですね。単純な5段階評価だった昔の通知表より、すごくいい。特に「生活の様子」というコーナーがいい。16項目もの評価があるのがいい。でも、通知表には書かれてない重要なことがある。それを夏休中みに行われた学習相談で、私は知っている。通知表が、どんなに進化したと言っても所詮、紙切れの一部で、本当に大切なことは、担任先生の口頭から伝わる一言でした。武道の秘伝のように、大事なことは、紙ではなく口伝で伝わるので、そこは要注意かもしれない。
つづく。
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