2020年03月13日

台風19号で被害をうけた嬬恋村 その2 台風19号直後に上高地に行ってみた

 結果として群馬県は、嬬恋村を除いて台風の被害は、ほとんど無かったのに、軽井沢を含む長野県の被害は酷かった。私は、台風直後に六歳の息子を含む家族で北アルプスの奥穂高に登っているのですが、その時に高速道路からみた長野県の平野部分の大半は水没していました。(嬬恋村以外の)群馬県の被害が大きくなかったので、余計に長野県の悲惨な状況に対してショックを受けました。

 それでも予定通りに家族で北アルプスの奥穂高に登ったのには理由があります。こういう時に一斉に旅行を控えると、観光業を含む地元産業が大打撃をうけるからです。なので少しでも長野県にお金をおとすべく、台風直後の北アルプスに向かい、現地の宿に泊まり、奮発してタクシーを使って上高地に向かいました。ちなみに息子が通う小学校は、休校中です。

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沢渡駐車場のそばの宿・温泉付宿なのに素泊まり3000円・外人しか泊まってなかった

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すばらしい温泉を独占

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タクシーに乗る。お金を落とすのも目的だが、
タクシーからの現地情報を得るのも目的
で、上高地付近の安全を確かめる。



 台風の影響を全く受けなかったにもかかわらず、上高地はガラガラ。
 日本人がいない。
 いるのは外人ばかり。
 日本人は、ほとんど旅行を控えているようだ。
 下手したら日本人は、私たちだけかもしれない・・・。


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上高地バスターミナルに日本人がいない

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カッパ橋が、まさかの無人

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登山道も無人。
注目すべきは梓川の水量。
台風19号直後なのに、いつもより水量が少ない。
タクシーで聞いた情報の裏付けがとれた。
これで安心して登山できると確信する。

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上高地から60分。明神が無人。

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上高地から2時間。徳沢園にテントは、ほとんどない。
というか人がいない。

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人のいない道をひたすら歩き続ける。
やはり梓川の水量は、いつもより少ない。

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横尾山荘前。
いつもは、人でごった返しているのに人がいない。
テントがない。
台風19号で人間のいない登山道を涸沢方面に前進。

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すると素晴らしい景色が見え始める。

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なんと、ナナカマドの紅葉がピークだった。
10月15日。
いつもなら紅葉が終わっている時期なのに、
2019年は、これからピークを迎える時期だった。
「これはすごい!」
「この景色を独占できるのか?」
驚いた私たちは、写真を撮りまくりました。
ナナカマドは、大豊作でした。

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 この素晴らしい景色にうっとりしていると、携帯電話に電話がかかってきました。

「はい、北軽井沢ブルーベリーYGHです」
「嬬恋村がとんでもないことになってるとニュースで見まして・・」
「・・・」

つづく。

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posted by マネージャー at 10:09| Comment(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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