2020年04月27日

日本のCT保有数は100万人あたり107.2台で世界一位

 ここのところずっと晴れが続いています。なので我が家は毎日のようにあさま山に登っています。とはいうものの、あさま山にはまだ雪が積もっていますから、途中までしか登れません。普通ならゴールデンウィーク前に雪が完全に溶けきるんですが、今年はどういうわけかなかなか雪が溶けません。 だから、半分ぐらい登って降りる毎日です。

G_0156.JPG

 どうして登山を続けているかと言うと、 新型コロナウイルスに対する対策として免疫力を上げるためです。 YouTube で、漫才なんかもよく見ています。免疫力を上げるためです。うちの息子にも見せたいのですが、息子のやつは、 E テレの考えるカラス・大科学実験が大好きで、そっちの方ばかり見ています。息子のやつは科学番組が大好きなようで、これはドラえもんが大好きなのと無関係ではないかもしれません。

 それはともかく、新型コロナウイルスに対する治療薬としてアビガンに対するポジティブな報告がたくさん出てきていますね。 軽度であればあっという間に治ってしまう。重篤者の場合でも60%が直っているという報告が色々なところから出てきました。副作用は尿酸値が上がることと、動物実験で奇形が生まれる可能性があることです。なので、妊婦以外の人たちの救世主になりそうな感じです。

 問題は、軽度だと、なかなか検査してくれなくてアビガンの服用に至らないことです。アビガンは、新型コロナウイルスに感染しても初期であれば、ほとんどの人たちが完治するのですが、重症者の場合は6割しか治らないということです。

 このアビガンのジェネリックを大量生産してる国が中国です。中国では、アビガンのジェネリックを使って多くの患者を治療してるようですね。あと注目していいのはタイかもしれません。 下のサイトを見るとわかるんですが、


薬の早期投与で症状改善 新型コロナ回復率87% タイ保健省局長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200425-00000046-jij-asia


 薬の早期投与を積極的に行っているみたいです。恐るべきは「死は待ってくれない」(ソムサック局長)ことから、臨床試験を経ずに実行していることです。その結果、大成功を収めているようです。バクチですね。

 けれど日本では、他に対応する手段が無いと判断されたインフルエンザに限定して使われる薬なので、グズグズしているうちに手遅れになってしまうということらしい。ただし、治験とは別の「観察研究」という形で、アビガンを使用することを安倍首相が記者会見で述べていました。観察研究であれば、医師がアビガンを使うことを希望し、医療施設の倫理委員会で許可されれば、「研究」としてアビガンが使用できる。なので、これからは妊娠の危険のない高齢者にはどんどん使う医師も出てくるのではないかと思います。あとアビガンは経口薬なのでホテルや自宅でこもっている患者に投与可能です。早期に投与すれば、治療も早いとのことなので、早期に投与できるシステムがあると回復する人たちが増える可能性がありますね。菅谷憲夫という慶應大学医学部の先生は、下記のサイトでアビガンの使用解禁を訴えています。

【識者の眼】「COVID-19流行は緊急事態─今こそ、ファビピラビル(アビガンR)の使用を解禁すべき」菅谷憲夫
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14325






 話は変わりますが、日本が他の先進諸国に比べて新型コロナウイルスによる死亡者が少ない理由を考えてみました。まず最初に日本と他の諸国の間に、何が違っているのかという点です。例えば清潔な民族だとか、 ほとんどの日本国民が摂取しているBCG ワクチンが独特であるとか、普段からマスクをしているとか、あまり PCR 検査をしてこなかったとか色々違いがありますね。



 注目すべきは、 PCR 検査を重視してないことです。PCR 検査ではなく、肺炎の症状の出ている患者さんに対して CT スキャンとか、 MRI で肺の写真を撮って、 新型コロナウイルスに感染してるかどうかを調べている。ひょっとしたらそれが原因ではないかという仮説を立ててみました。で、日本における CT スキャンと MRI の普及率を調べてみたらビンゴです 。詳しくは下のサイトを見てください。 ぶっちぎりの普及率でした。

https://labcoat.jp/world-ranking-for-ct-mri-pet/

 日本のCT保有数は100万人あたり107.2台であり、G7平均の25.2台、OECD関連国の25.4台と比べても断トツでトップでした。日本では病院だけでなく、その辺の開業医でさえCTを保有しているところがあります。MRIも同様で、100万人あたりMRI保有数は51.7台であり、G7の平均25.8台、OECD関連国の平均15.2台を大きく上回っています。

 日本の人工呼吸器の保有台数は世界何位?か調べたんですが、検索にでてきませんね。まあ人工呼吸器については、各国とも大量生産を始めている段階であり、MITが100ドルで作れる簡易人工呼吸器の設計図を無償公開しているくらいなので、統計を調べてもあんまり意味がないことなのかもしれません。

 あと、こんな動画を見つけました。
 生死の分かれ目として、敗血症・糖尿病・冠血管疾患などをもっている人がやばいみたいですね。
 どうりで高齢者がヤバいわけです。




つづく。

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posted by マネージャー at 21:33| Comment(0) | ニュース・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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